風水の恩恵を得る住まい選び「周辺環境」はここを観察

暮らし情報

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

「人生の流れを変えたい時、川の上流の石を見なさい」という教えがあります。これは、川の流れが激しすぎる、あるいは水量が少なすぎるとき、上流の石の向きを変えることにより好ましい流れにすることができるという教えです。古来の風水においてこの「上流」とは、地形や方位による利の多い「土地」を選ぶことでした。現代においては、道路や建物や鉄道など、あらゆる構造物がありますから、地形や方位だけにとらわれるのではなく、「周辺環境」を上流と捉えていくのが中立的であり合理的ではないかと思います。
新しい家を選ぶ機会があるとき、暮らしの質に大きな影響を与える「周辺環境」をしっかり確認してみてください。
間取りは最高だけど窓が開けられない家と、古いけれど環境に恵まれた家、どちらがよいか?
「新築物件はやはり魅力的…」「みんなが憧れるまちに住みたい…」という気持ちは誰しもあると思います。でも、そうしたポイントにとらわれて、窓からの景色が悪い、騒音がひどい、近所に近寄りたくない場所がある、といった場合、生活のクオリティ自体が大きく損なわれてしまいます。住まいの環境に複数の我慢が強いられることはぜひとも避けましょう。

新築は確かに魅力的ですが、それに応じてお値段も高いですよね。私は築年数よりもよく手入れされている物件かどうかを見ることが大切だと思います。また、最寄り駅が人気でもその物件から見た周辺環境がよいとは限りません。窓が開けられないほど隣の建物が接近していたり、電線や看板が張り出していたりすると、日常的なストレスになることも。環境は物件選びの「上流」。とても重要です。

「周辺環境」はココを現地で確認!成功する物件選びのヒント

成功する物件選びのために、現地確認は必須です!高原のようなすがすがしさまでは期待できないかもしれませんが、心地よい空、光、風、街の匂いが自分のフィーリングにマッチするか、五感をつかって観察してみることを強くおすすめします。以下を参考にしてみてください。
 

  1. 治安を確認するには、道端にゴミが落ちていないかをチェック
  2. 環境音にはプラスもマイナスもある!騒音と振動がないかをチェック
  3. 窓を開けて日当たりと風の通りをチェック
  4. 借景は許容範囲?見ていても安心できる風景かをチェック

順に説明していきます。

1.治安を確認するには、道端にゴミが落ちていないかをチェック

帰り道が暗くて危険なところは避けていただくのが賢明ですが、他に周辺環境を形作っている住人の意識、どんな人たちが住んでいるのかを知っておくと安心できると思います。そして「ゴミが道端に落ちてないないか」は街の雰囲気の良さを測るわかりやすい指標です。ゴミやタバコのポイ捨て、自販機周りに飲み終わりの缶やボトルが散乱しているような空間は、思いやりのない意識の集積。治安を悪くしていきます。ゴミ箱がない場所にはゴミが捨てられないという法則もあります。集合住宅であれば、共用スペース、ゴミ置場などが綺麗に整えられているかを見ておくとよいでしょう。周辺環境が思いやりのある空間になっていることの恩恵は大きいです。

2.環境音にはプラスもマイナスもある!騒音と振動がないかをチェック

騒音と振動は人体にもっとも悪影響を及ぼす要素の一つ。もちろんメンタルにもよくありません。とくに交通量の多い道路に面している場合は、騒音や微振動、粉塵もありますのであまりおすすめできません。また、商店街や繁華街などが近い場合、店舗の音や人の声も暮らしている人にとっては耐え難いノイズになることもあります。音のマイナス影響は取り除くに越したことはありません。

反対に、小鳥のさえずり、秋の虫の声など、季節を感じる心地よい環境の音が得られる物件であればとてもラッキー。人によっては遠くから聞こえる学校のチャイム音を心地よく感じる場合もあると思います。

3.窓を開けて日当たりと風の通りをチェック

日当たりが悪く風の通りも悪い物件は最悪ですが、その逆で、日当たりが強すぎる物件、強風が通り抜ける物件も住み心地はよくありません。日当たりは外観からもある程度わかりますが、風の通りは実際に見ないとわからないこともあります。とくにタワーマンションなど高層階の物件の場合、想像しないほどの強風が室内に流れ込んでくることも多くあります。せっかく見晴らしのよい物件を手にしたのに、窓が開けられない、バルコニーに何も置けないという話も耳にしますので、必ずチェックしてみて。

日中の室内を照明なしの状態で見渡してみた際、健康的な日差しが注いているか、窓と玄関ドアを両方あけてみたとき、直線的で攻撃的な風が流れていないかを確認してみましょう。このとき室内を一周して、場所によるエネルギーの流れの違いも確認してみるとよいと思います。穏やかで健康的な雰囲気のする家であれば安心ですね。

4.借景は許容範囲?見ていても安心できる風景かをチェック

窓からの風景が私たちに与えてくれるものは「変化」です。暮らしの中の変化は、私たちに新鮮な彩りを与えてくれますから大変重要です。窓があるのに開けられない窓があっては本末転倒。すべての窓を開閉できるか、そこから見える景色に嫌なものがないかを確認しましょう。

電線や隣の建物の一部が視界に入るというのは都会の物件であればよくあるケースです。さほど神経質になることもありませんが、許容範囲かどうかを確認してみましょう。少しだけ気になるくらいでしたら、植物を置いたり、ガラス窓にすりガラスのようなフィルムを貼ることもできます。

とはいえ、商業ビルのネオンが見えるのか、隣の香りのよい梅の木が見えるのかは大きな違いです。美しい自然が与えてくれる恩恵は大きいため、忙しく落ち着かない毎日だと感じている人にはとりわけ豊かな借景の物件をお選びいただくとよいと思います。

いかがでしたでしょうか。
今回は、風水の恩恵を最大限うけとっていただくための物件選びの上流、「周辺環境」についてお伝えしました。今まさに物件を探している方にも、そうでない方にもご参考にしていただけると嬉しいです。

(風水コンサルタント フジワラユカ)

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