暮らし風水

あなたの住まいは疲れる部屋?疲れない部屋?


(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

もしも今暮らしているお部屋が「なんとなく疲れる…」と感じていたら、今日の記事をぜひ読んでいただきたいと思います。

ヤドカリは、自分の成長に合わせて貝殻のお引越しをします。そして必ず体のサイズに合う貝殻を見つけるのだそう。サイズに妥協はなく、合わなかったらその貝のサイズによりふさわしい別のヤドカリに貝殻を譲るのだそうです。自分にぴったりの貝殻を求めて住まい替えをするというヤドカリの習性は、住まいの大切さを教えてくれる自然の摂理のように見えます。

私たちの住まいも、住む人の成長やライフステージに合わせて「自分にぴったり」にしたいですよね。

疲れない部屋にするための3つのヒント

目に入る情報を減らせば、疲れが癒える
「疲れるなあ」と思うお部屋とは一体どんなお部屋でしょうか。
1つは、片付いていないお部屋。目に入る情報が多すぎると疲れます。

とくに寝室には、本や雑誌や書類などは最小限に。目に入る情報が多いと良質な睡眠の妨げとなるだけでなく、ロマンスからも遠ざかってしまいます(汗)。

モノが多いとなんとなく疲れるという感覚は、みなさんもきっとお持ちではないかと思います。床に置かれた荷物や、机や棚からはあふれそうなモノや、ぎゅうぎゅうの本棚などがあったら、それが「疲れる部屋」の原因になっている可能性がありますので注意してみてください。

自然環境に部屋を近づければ、疲れが癒える
「疲れる部屋」の原因の2つめは、自然のエレメント不足。
風水の「陰陽五行」には、「人は自然界の中にいるときが一番居心地がよい」という思想がベースにあります。私たち人間も自然界に暮らす生き物ですものね。

自然を構成するのは5つのエレメント。木・火・土・金(金属・鉱物)・水がバランスよく存在し、それぞれが循環しているのが「自然」であるとしているのが「陰陽五行」の考えです。

こうした自然界のバランスをお部屋の環境に取り入れない手はありません!

たとえばモノトーンのお部屋とか、プラスチック製品に囲まれたお部屋とかもバランスがよくありません。また、直線が多く曲線がないお部屋も自然とかけ離れているので疲れやすくなります。

そうした「不自然」を空間からなくしていくことが大切。
多様な色や自然素材を上手に取り入れてみると、お部屋の居心地がぐっと高まると思います。

植物やお花はもちろんよいですし、お部屋の換気やお掃除など疲れないお部屋にするための大変良い風水行動になります。当たり前のことですが「気持ち良さ」があることから陰陽五行のバランスづくりが始まります。

見栄をはらず自分らしさが表現された部屋は疲れない
そして、私はもう一つ「疲れやすい部屋」の原因があるのではないかと考えています。
3つめは、自分らしさがない部屋。「自分らしさがない」というのは、本来の自分の心地よさよりも、外から見た評価に合わせてしまう場合などに起こります。

一般的に「かっこいい」、「おしゃれ」、「褒められそう」なお部屋にしてしまいがちな背景には、どういうお部屋が自分にとってよいかわからないという場合もあると思います。

意識的であれ無意識であれ、「無理をしている部屋」や「背伸びしすぎる部屋」では、疲れやすいという現象がおこるかもしれませんのでご注意ください。

こうしたケースは、「お部屋を汚してはいけない」、「余計なものを置いてはいけない」、という心理が働くこともままあります。お部屋をライフステージに応じて変化させていくことに抑制的になることはよいエネルギーを引き寄せるのにはデメリットになります。
ご自身の心地よさをないがしろにして、誰かの目線を気にしだすと、どんどんきゅうくつな世界に入っていってしまいます。

完璧なお部屋というのはありませんから、常に自分の指標で、楽しくお部屋を変化させていくことが豊かさとつながっていきますよ。
私たちも、ヤドカリのように自分にぴったりの貝があればよいのですよね。

自分の居心地についてもっと意識を向けてみる

無理をすること=不自然。
無理をしないこと=自然。

もっとわがままに、自分や家族にとっての居心地について意識を向けてみることも大切です。思いあたるけどよくわからないときは、お部屋の写真をいろいろ見たり、お部屋の展示を見たりするのも手ですよ。

最近はPinterestなどで海外のインテリアの素敵な写真を簡単に見ることができます。「ああ、こんなお部屋が好き!」というのがわかってくるとそれがどういうキーワードのお部屋かわかってきます。

毎日暮らすお部屋が人生に与える影響は大変大きいので、ヤドカリの気持ちで、
わたしたちの貝殻について見つめてみてくださいね。これからも幸せにつながるお部屋づくりのヒントをお届けしていきたいと思います!