暮らし風水

お部屋の風水を整え人生の幸せの8つの側面にアクセスしよう


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

風水というと、「金運が上がる」とか「ビジネスで成功する」といったイメージが強いかもしれません。でも、風水は決して宝くじを当てたり、出世のためだけにあるわけではありません。
東洋から西洋に伝わり、より実践的に発展し続けている風水ですが、昔も今も人生の幸せは8つの側面に現れると定義しています。
そして、その8つの幸せにアクセスできる空間が、皆さんのお宅にもちゃんと存在していますよ。

誰しもが受けと取れる人生の八つの幸せの側面とは?

1 道(キャリア・転機)
2 自己成長(学び)
3 家族と健康
4 財・福
5 名誉(仕事・成功)
6 愛・パートナーシップ
7 子ども・創造性
8 旅・支援

これらの8つは人生の幸せを表現したものであり、人生の中で自己表現していくテーマであるともいわれています。
財や名誉も大事ですが、家族のことも、健康のことも大事だし、愛のことも大事ですよね。
また、自分が自分らしく成長できることや、すばらしい協力者などの縁に恵まれることもとても大切なことではないでしょうか。

ちなみに、この8つの幸せの側面のことを、英語ではバグア(Bagua)と読み、数字の8のことを指します。このバグアの配置を示したものをバグアマップというのですが、これは中国語の八卦(はっけ)の英語読みなんです。八卦は聞いたことがある方も多いと思います。

八卦、バグアには人生の幸せのすべての側面が含まれているということなんですね。
そしてそれらの人生の幸せの側面をサポートするエネルギーが、皆さんの家にも存在していますから、どうぞ遠慮せず受け取ってください。そのためにはお部屋の障害物をなくし、美しく整えていくことが少し必要になります。でも俄然やる気がでませんか?

どの位置にどんな幸せのエネルギーが流れてくるの?

どの位置にどんな幸せのエネルギーが流れてくるの?
家の間取りを正確に9等分してみる
もしお部屋の間取り図があったら、お手元に用意してみてください。集合住宅であればベランダを含めて四角く囲み、その長方形を縦横に3マスずつできるように、できるだけ正確に9等分してみます。
その時に、お部屋に欠けているエリアがあったり、斜めの壁があったりするときは、玄関のある壁を一つの辺として、壁がすべて四角で囲めるように家全体をすっぽり入れます。戸建の場合は、まずは1Fのフロアの建物部分のみ四角にすっぽりい入れてみてください。

エネルギーは玄関から入ってくる
東洋では方位や地形で観る風水もありますが、現代においては建物がたくさん立ち並び、電磁波などもビュンビュン飛んでいますよね。ですから純粋に地形や方位でみるよりも、玄関からのエネルギーの流れをみるほうが合理的である、という考え方に立っています。考えてみれば、玄関から入り、知らずしらず窓のほうに意識が向いていきますよね。見えないエネルギーも人の無意識と同じような動線を実は辿っています。

西洋の風水は深層心理学や人間行動学の考え方とも近く、シンプルで実践的なんですね。コンテンポラリー風水ではお部屋の風水を整えてから約1カ月で効果を実感される方がほとんどです。それゆえ欧米ではとても人気があるのかもしれません。

では、バグアの配置について説明しますね。
玄関から中に入り、ドアを背にした向きで家全体を見渡します。その向きで時計の6時の位置にあるのが、「道」のサポートエリア。つづいて時計回りに、「自己成長」→「家族・健康」→「財・福」→「名誉」→「愛・パートナーシップ」→「子・創造性」→「旅・支援」をサポートする空間が存在しています。
名誉(仕事)をサポートするエリアは、「道」の反対の位置にあるかどうか確認してみてください。9マスの真ん中は全体のバランスをとる中心のエリアになります。

どこにどんな幸せのエネルギーが流れているかを味わいましょう
実際の間取りとぴったりにバグアがあてはまるということはほとんどないので、ざっくりでもよいので「このあたりは愛・パートナーシップをサポートするエネルギーがあるんだなあ」など人生の8つの幸せの側面について意識を向けてみるとよいと思います。

実際に風水鑑定のご用命でもっとも関心が高いテーマは何かというと「財」と「愛」ですね。これは欧米でも日本でも同じなんですよ。また、お子さんのいらっしゃる方は「子・創造性」と「家族・健康」についてよりよくしたいということでお部屋を整えられる方もいらっしゃいます。

どの空間にどんな色やシンボルがよいかがわかるとワクワクしてくる

今のお部屋はどうも殺風景だと感じたり、転居や住まいの購入など新生活に向けお部屋を整えたいという方には、こうした風水の何千年もの探求と統計的な実践事例は大変役にたつのではないかと思います。とくに新居に移られる方は、壁紙の色とか床の素材を安心して選べる利点がありますよね。

最後は住む人が心地よいかどうか、感性も大切に
バグアマップのご説明をしましたが、その通りでなくちゃいけないとか、教科書的な良し悪しでとらえないでくださいね。良いと書いてあったからこうでなければいけない、という心のあり方は良いエネルギーを引き寄せる感性とはちょっと異なります。大事なのはその人の感性。お部屋の空間に好ましいエネルギーが流れているか、そこにいると居心地がよいか、おしゃべりがはずみそうかなど、まずはイマジネーションを働かせてみることが有効です。そのときに自然界のバランスをイメージするのも良いと思います。毎日暮らすお部屋の空間は、実用性と美しさが共存していることがベストです。