暮らし風水

家の壁をピンクにしたらどんな効果があるの!?


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

家の印象を変えるアイテムといえば、筆頭の1つは「壁紙」ではないでしょうか。日本の家、とくにマンションやアパートは白い壁紙が圧倒的に多いですよね。海外では自分らしいこだわりの壁紙を選ぶことが多く、ここに海外のお部屋との大きな違いも、壁にあるように思います。
お引越しやリノベーションを考えていたり、お部屋の雰囲気を変えたいと強く思っていらっしゃる方は、まずは1つの面でよいので壁の印象を変えてみるのもおすすめです。壁の印象はガラリとお部屋の雰囲気を変えてくれますよ。そして毎日眺めるお部屋の変化が与える“意識の変化”にも注目してみてください。
当たり前のように存在する白い壁ですが、壁紙を変えてみるだけでもよい流れを様々創造することが可能なんです。今日は、私が実験した自宅と実家の壁紙の張り替えについてお話しをしたいと思います。

ピンクは若さとか成長ホルモンに影響しているのかも!

写真は私の寝室の壁と実家のリビングの壁です。

こちらは私の寝室。貼ってはがせるタイプの壁紙と立体的なウォールステッカーを組み合わせています。壁紙はタペストリー風に1ロールを白い壁紙の上から貼っただけ。とっても簡単なDIYなんです。それでもお部屋の雰囲気を印象的にしてくれていますよね。一見派手なように思われるかもしれませんが、気持ちが華やぎ、しっかり睡眠もサポートしてくれています。

そしてこちらは、実家のリビングの壁(コーナー)です。2面に2種類の壁紙を貼りました。少し汚れてしまった白い壁の上にゴールドのクラッシック柄のあるアイボリーの壁紙と、マジェンタピンクの壁紙を合わせてみました。2面の壁が変わると、もう別のお部屋のようになりますね。とっても華やかでゴージャスな印象になりました。

この2つの部屋は、風水のバグアでみたときに「愛・パートナーシップ」をサポートするエリアになります。
ピンクは女性ホルモンを刺激する色だと言われています。確かに女性らしさを高めてくれるような華やかさに包まれる感じがあり、お花のエネルギーに近いのではないかと分析します。そしてピンクは若い人たちのものだけではありません。70代になる私の母も壁紙を変えたことで元気になりました。気持ちが明るくなると大好評です。
そしてさらに驚くべきことがありました。ピンクの壁紙に変えたところ、この場所に配置していた観葉植物が異常な成長を見せたのです!ニョキニョキと葉っぱがアンテナのように伸びていきました。ピンクに反応したのかな、と話しています(笑)。証拠写真はこちらです。

生き物に与える色の効果は思った以上かもしれませんね。規格品のような白い壁に囲まれている環境も気持ち一つで楽しく美しく変えることが可能だということもお伝えしたいです。

壁をリノベーションするときのポイント

どこか一つの壁面を見つめながら、この壁がもしも真紅だったら、レモンイエローだったら、レンガだったら、キラキラした素材だったら……、と想像してみてください。気持ちが華やぐ壁のイメージがきっとあると思います。面積の大きい壁は、私たちの潜在意識に与える影響も小さくありません。ちょっと勇気もいると思いますので、以下の3つのポイントをぜひ参考になさってみてください。

壁の色は一つの色に偏らせずバランスをつくる
好きな色だからといって、家の壁をすべてグリーンにしたり、イエローにしたり、というのはやりすぎです。また、広い壁を真っ赤だったりブラックだったり印象の強い濃い色にするのも高度なテクニックが必要です。風水では自然界に近い環境がもっとも人間が生きる環境としてふさわしいと考えます。それはバランスが大事だということ。
白い壁ばかりに囲まれていれば自然の循環が生まれづらくなり、頭のめぐりも心のめぐりも停滞していまうと考えます。これは白に限らずどんな色でも同じ。様々な色や素材があってこそ流れが生まれていきます。ですから「バランス」を大事にし決してやりすぎないように。
「この壁は葉っぱの壁紙にして、こちら側はタイルの壁紙にして、この小さな壁は濃い色をもってきてコントラストをつけてみよう……。」というように、多様な彩りをうまく組み合わせることでよりオシャレな空間にしてみてください。

青や黒は控えめに
色を選ぶ際に「青」「黒」などを多用することには留意が必要です。これらの色は「水」を表していて、部屋全体が「水」の空間になってしまうことで感情の起伏などメンタルに影響することがあるからです。水の中に長くいれば冷たい感じや溺れる感じに近づいていくことが想像できるでしょう。「青」や「黒」を起用するときは面積を少なめにし、「土」の要素である「黄色」や「ベージュ」などアースカラーを使ってバランスをとるとよいと思います。

壁紙サンプルを取り寄せよう
壁のリノベーションを失敗しないために、事前に壁紙のサンプルを複数取り寄せてみましょう。1週間はサンプルを壁に貼って、眺めてみることをおすすめします。気に入った壁紙も、お部屋の中の自然光や照明の下では印象が違ってくるかもしれません。また1週間眺めてみたら、最初によいと思ったものよりも大人しい印象のもののほうがリラックスできそうとか、もっとビビッドなもののほうが我が家には合いそうとかわかってくると思います。そのプロセスもきっと楽しいはず!壁ひとつとってもお部屋の可能性は無限大。ぜひご自身にフィットする空間がどのようなものであるかわくわくしながら探求してみてください。