暮らし風水

「陰陽五行」をお部屋に取り入れる簡単な方法


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

「陰陽五行」という言葉は皆さんご存知でしょうか。
自然を構成する5つのエレメント。木・火・土・金・水。風水では、自然界にあるもののバランスが人間が生活する上で欠かせないという考えが根本にあります。

風水鑑定においては、八卦やバグマップを用いてお部屋を観ていくイメージが強いと思いますが、「陰陽」と「五行」も極めて大事な観点。陰陽五行のバランスは新たに知識をもたなくても、皆さんが体験的に知っている感覚とセンスを呼び起こせばよいので取り入れやすいのではないかと思います。

今日はその「陰陽五行」のヒントをお伝えしていきますね。

お部屋の中にある「陰と陽」について観察してみよう

陰陽とは、宇宙の万物を作り支配する二つの相反する性質を持つ気のことで、積極的なものを陽、消極的なものを陰とするというもの。
男女、善悪、天地、明暗、寒暖、高低…など、相反するものを陰と陽に分けることができます。そして、どちらが欠けても存在が確認できない、つまるところ両者のバランスがとても大事であるという教えがここにはあります。

お部屋の中にも実は陰陽がたくさんある
・暗いところと明るいところ
・曲線と直線
・丸いものと四角いもの
・柔らかいものと硬いもの
・冷たいものと熱いもの
・ふわふわっとしたものとつるっとしたもの
・水平なものと垂直なもの
・女性っぽいものと男性っぽいもの 

他にもたくさんあります。
ちなみに例として挙げた「二つの相反する性質」は、前者が「陰」で後者が「陽」です。でもこれは暗記する必要はまったくありません(笑)。

大事なのは「バランス」
直線的でつるっとしたものばかりのお部屋であれば、曲線的なものやふわっとしたものを配置してバランスをとるとお部屋のハーモニーが整っていきます。
宇宙創生から万物が欲するこの「バランス」を感覚的に身につけている人は、お部屋を味方にしやすい人と言えると思います。

自然界にある5つのエレメントをお部屋に取り入れる
五行というのは、自然界にある5つの必須エレメント。
それは、木と火と土と金と水のことを指します。人間や生物が生きていく上で不可欠なものです。

そしてこれらは、互いを生み育てもしますが、抑制もするという関係性。ゆえに循環し、絶妙なバランスを保っています。あらためて自然界というものは圧倒的に素晴らしいと感じます。

これらの美しい循環とバランスをお部屋に積極的に取り入れることで、体感できる心地よさだけでなく、人生によい流れを創り出すことも可能です。風水の恩恵が自然界の知恵からきているというのも感動的なのです。

この五行は、お部屋の中では色や素材に置き換えることができますよ。

自お部屋に五行のエレメントが揃っているかチェックしてみよう
・木=木製のもの、植物、ブラウン・グリーン
・火=火、赤やオレンジ
・土=砂や土やテラコッタ、ベージュ・黄色
・金=金属、白・シルバー・パステルカラー
・水=水、黒・青


リビングや、自分のお部屋、キッチンなど、居室ごとにこの五行にあてはまるものが5つとも揃っていましたか?

小さい頃に、色鬼という遊びがありましたよね。あの遊びのような要領です。
5つ揃っていたら意識的にもまた無意識的にも五行のバランスをお部屋に取り入れていたと言えますね!

極端に「金」しかありません、という方も中にはいらっしゃるかもしれません。白っぽい壁とパステル系の床で、ベッドは金属製のパイプに白を基調とした寝具で家具も白やパステルだったらそうなります。

自然界のバランスからかけ離れると循環がおこりません。
体の循環も、思考の循環も、人生の循環も滞りをなくしたいですよね。欠けている要素が見つかったら、小さなものでもよいので補ってみてください。「火」や「水」の要素はとかくお部屋に不足しがちです。空間になかった要素(色)が配置されることで「あっ!なんだかいい感じ!」と思われると思います。

それからプラスチックは「五行」のどれにもあてはまりません。
このお話はまたいつか。

お部屋に陰陽五行のバランスを!ご参考にしていただけたら幸いです。