暮らし風水

あなたの家の床はどのタイプ?フローリングから風水を取り入れる!


(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

風水はお部屋を整えることで住む人の人生に好ましいエネルギーを取り入れていく技術ですが、ベースとして住む空間が心地よいものになるために、自然界の中にあるエネルギーのバランスをお部屋の中に創り出していきます。陰陽五行を取り入れるというのはまさにこのことなのです。

お部屋に自然界のバランスを取り入れることは、メイクでたとえるならばベースメイク。美しく自然な仕上がりにするためにベースメイクって重要ですよね。
ということで、今回は「床」について風水のヒントをお伝えしていきたいと思います。

床の素材は何ですか?何色ですか?

家を構成するものの中で大きく占有する部分といえば、壁や床ではないでしょうか。面積の大きい壁や床の特徴や個性を知っておくことは、家の中のエネルギーを整える上で大変有効です。

床はどんな素材ですか?
そしてどんな色ですか?

毎日みなさんが足の裏で踏みしめている場所ですが、その床は自然界の五つの要素である五行(木・火・土・金・水)では何にあたりますか?

「うちは木のフローリングだから木でしょ?」

と思われたかもしれません。実はそうとは限りません。

風水でみると白木のフローリングは「木」ではなく「土」
床を風水の五行(木・火・土・金・水)で観るとどうなるかというと、以下のようになります。

・茶色やこげ茶のフローリング=「木」
・白木などベージュ系のフローリング=「土」
・白い床、大理石のようなフローリング=「金」
・黒い床=「水」
・畳=「土」
・赤いフローリング、赤系の絨毯が敷かれた床=「火」

明るめのベージュの白木の床は「木」ではなく「土」なんですね。
畳も同様に「土」なんです。白木や畳のベージュ色を目を細めてぼんやりみると、砂漠のような大地のイメージと重なると思います。「木」じゃなく「土」といった意味がなんとなくわかると思います。
ちなみに、新しい畳は緑色でイグサの香りがしますよね。その状態は「木」と観ていきますが、時間が経つと乾燥して砂色っぽくなりますから「土」になります。

砂漠にあるオアシスのイメージで「土」に「水」でバランスをとる
多くのご家庭は木のフローリングが多いと思いますので、床が「木」なのか「土」なのか、またそれ以外なのかを知ることで、自然界のバランスをよりお部屋に創ることが可能になっていきますよ。

「土」の床(白木や畳)であれば、
自宅の床を「大地」と見立ててみましょう。
大地の面積が多過ぎれば、空間に「潤い」を感じるモノや青系や黒系のモノを足していくとバランスをとることができます。
砂漠の中のオアシスのイメージです。砂漠の中にブルーの湖が見えてきたら心が喜びに包まれますよね。空間がよりハッピーになります。

「木」の床(茶色やこげ茶のフローリング)であれば、
自宅の床を森と見立ててみましょう。
森の面積が多過ぎれば、空間に「金」を表す金属製のモノや白いモノを配置してバランスをとることができます。
森を斧で切り開き整えるようなイメージです。

何気なく敷いたラグにも床との相性がある!

日常暮らしている家の床が自然界では何のエネルギーかがわかってくると、フローリングの上に敷いているラグや絨毯も気になってくるかもしれません。

黒い床にはベージュやオフホワイトのラグがおすすめ
住居にはあまりないかもしれませんが、床が黒やネイビー、あるいはダークグレーなどの場合、床材が石であっても木であっても絨毯であっても、それは「水」の要素として観ます。

地面が「水」ということは、水の中に足を浸しているようなことになるため、冷たい水のエネルギーが、「溺れる」「冷える」といった意識と連結しないようにアレンジしたいと思います。その時に「水」を吸い取る「土」の力を借りていきます。ベージュやオフホワイト、イエローやカーキも「土・砂・大地」の要素。そうした色のラグやカーペットはバランスをとることをサポートしてくれると思います。

フローリングにラグを敷けば新たなバランスが生まれる
お部屋の中に自然界を意識するのは、風水を実践するときにとてもよいイメージトレーニングになります。「五行」のお話は少し複雑なのですがメイクでいうならばベースメイク。面積の大きい床や壁の特長をとらえて、プラスしていくもので豊かなバランスを創っていくことは大変楽しい作業になりますよ。
フローリングの上にラグを敷いたらまた新しいバランスが生まれていく……。なかば無意識に整えたお部屋がどの自然界のエネルギーの要素を強めているのかを観察するのも、ご自身を見つめる手がかりになっていくかもしれませんね。