暮らし風水

魔法のカーテン?遮光や保温だけではない意外な効果


(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

みなさんはカーテン派ですか?ブラインド派ですか?
おそらくほとんどの住居にあるであろう「窓」。その窓にはたいていカーテンやブラインドをかけているのではないかと思います。最近はブラインドやロールスクリーンにするお宅も増えていますよね。モダンな印象のお部屋にしやすいことや、お掃除のしやすさからも人気があります。
でも、カーテンにも良さがたくさんあるんです。今日はそのカーテンの効果について、実用的な面と風水の面からお話してみたいと思います。

カーテンの役割は実はこんなにある!

カーテンの語源はとても古く、古代エジプト時代にベッド周りを寒さしのぎとプライバシー保護のために覆っていた布=Cortina(コルティナ)であるという説があります。あの天蓋付きベッドの薄い布がカーテンの起源なんですね。

カーテンの実用的な役割
・光を調節する(調光や遮光)
・プライバシーを保護する
・保温する
・防音する

私は冬に何度か引越しを経験しているのですが、カーテンが間に合わずに過ごした数日の寒かったこと!怖かったこと!窓の多いリビングは大変寒く、また外から丸見えで大変困りました。カーテンは実用面でも重要ですが、心理面でも大切だと感じます。あるとないとでは大違い。カーテンはお部屋らしさという「安心感」も与えてくれています。

カーテンの風水的(エネルギー的)な役割
・お部屋のエネルギーを調節する
・社会との向き合い方を調節する

ちょっとわかりづらいと思うのでご説明しますね。お部屋の中を風がどのように流れるかをイメージしてみてください。お部屋の入り口から窓に向かって流れていくのがわかると思います。
同様に、目には見えないエネルギーも入り口から窓に向かって流れています。これは私たちが知らない部屋に初めて入る時、無意識に窓に視線が向くことからもわかると思います。窓は変化が大きいため、変化に対して意識もエネルギーも向かう性質があるのです。

そうしたことから、カーテンはエネルギーの流れの早さを調節する機能を担ってくれています。カーテンを全開にすれば、エネルギーが早く流れますし、閉めれば流れが落ち着き、溜まる感じがするでしょう。レースカーテンはその中間。ちょうどよい流れを作るのに適しています。

そして、「社会との向き合い方を調節する」という、心理学的な領域でも大事な役割を担っているのです。

窓は深層心理で「社会との境界線」を示している
外と内の境目にある「窓」は、私たちの深層心理において「社会との境界線」を示していると言われています。カーテンを閉めっぱなしにしている状態では、外の世界(社会)をあまり感じることはありませんから接点が少ない状態。そして、カーテンを開けている状態では、社会に対してオープンな状態、と考えることができます。
どちらが良い悪いというお話ではありません。なんとなく、思い当たる感覚はありましたか?

これはブラインドやロールカーテンでも同様です。
いつもどのような状態になっているかを観察してみてください。お子さんのお部屋などもこの観点で見つめてみると発見があるかもしれません。

カーテン・ブラインドの開け閉めは人生のプラスのために活用できる!

窓が「社会との境界線」であることがわかると、社会とどう向き合いたいかにより、カーテンの開け閉めでお部屋のエネルギーを調節できることがわかっていきます。

ガラス窓が多いオフィスなどは情報がたくさん入ってくるため社会との接点が絶え間なくありますが、その分疲れますよね。窓が全開なのがよいというわけではありません。でも、社会との接点をもう少し作ってみようかな……と思うのであれば、カーテンをいつもより開けてみることを意識的にやってみるのも効果的な風水術になります。

普段開けていないカーテンも案外あるものです。たとえば1日、お部屋を全開にして出かけてみる実験をしみてください。家に帰ってきたときにいつもと違う感覚がわかるかもしれません。

また、社会との関係性に疲れ気味だったり、忙しすぎるという場合には、カーテンやブラインドがかかっていない窓がないかも観察してみてください。窓を覆ってあげることで落ち着いた空間を作ることが可能ですよ。

お子さんの外向性や落ち着きのサポートにもカーテンの開け閉めは有効

たとえば思春期のお子さんなど、お部屋に閉じこもりがちなときは、窓やカーテンを開け、逆に落ち着きが必要なときは、外からの情報や刺激を和らげる意味でカーテンやレースカーテンを閉めてみる。このように調節することができます。カーテンは柔らかく風にそよぎますので、見た目にも心理的にもやさしいツール。お部屋の中で様々に貢献してくれる、まさに魔法のカーテンなんです。

いかがでしたでしょうか。色や柄などでもいろいろとおすすめの観点はありますが今日はこのへんで。カーテンの良さも知っていただけましたら嬉しいです。