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低収入でも住宅ローンは組める? 最低年収ラインは?

低収入でも住宅ローンは組める? 最低年収ラインは?

いつの時代も、家を持ちたいという夢を抱く方は多いのではないでしょうか。
家を購入する上で必要となるのが「住宅ローン」です。

そこで、気になる住宅ローン審査における条件や最低年収ラインについてご紹介します。

審査条件は金融機関やローンプランによりさまざま

住宅ローンは、利用する金融機関やローンプランにより審査条件が異なります。
例えば年収条件を全く定めず住宅ローンを提供する金融機関もありますし、逆に一定以上の年収や特定の職業に就いていないと利用できないローンプランというものもあります。

「国土交通省」のHPによると、平成27年度に金融機関が融資を行う際に重要視する審査項目について調査結果を発表しています。
それによると、「年収」はおよそ95.6%の金融機関が重要視しているとのことです。

また審査の基準としている年収額については、以下の通りになります。

■金融機関が融資をする際に、審査基準とする年収額の割合
[ ]内は年収額、右の数値はその年収額を審査基準にしている金融機関の割合です。

[100万円以上] 25.7%
[150万円以上] 53.5%
[200万円以上] 8%
[250万円以上] 1%
[その他]    19%

一概には言えませんが、あくまで目安としては年収300~400万円以上で定期的な収入がある方(サラリーマンなど)の場合、上の審査基準の割合においては88%の金融機関の審査基準を上回るため、住宅ローンを受けやすいと言えるかもしれません。

対して、年収が100万円台や200万円台の場合は、審査を受ける金融機関を選ぶ必要が出てくるようです。

住宅ローンの最低年収ラインは?

住宅ローンの最低年収ラインは?

住宅ローンの最低年収ラインについては、金融機関やローンプランにより異なります。
ひとつ例を挙げると、メジャーな住宅ローン「フラット35」は、最低年収のラインはありません。

「フラット35」には年収制限という概念自体が無く、極端な話年収0円でも利用できます。
「フラット35」は誰でも組めますが、借入可能額は年収額により増減します。

例えば年収250万円の方であれば、最大で2,500万円程度の借入れができます。
それより年収が多いと、さらに借入可能額は増えますし、低ければその分減るというシステムです。

住宅ローンは返済シミュレーションが大事

住宅ローン審査のハードルは年々低くなっており、今は低収入であっても非正規雇用であっても住宅ローンが組める時代です。
とはいえ、返済が容易になった訳ではありません。金利も安くなってきてはいるものの、住宅ローンを組むと長年ローン返済に悩まされることになります。

10年後、20年後、周辺環境に変化が起きたり、家族の生活が変わることもあるかもしれません。
また、もともと年収が低い方や非正規雇用の方が無理なローンを組んでしまうと、返済困難に陥るリスクも可能性としては否定できません。

このため住宅ローンの審査に通ったからといっても、自分の年収に見合った無理の無いローンを組む事が大切です。
そのためにも現状や将来を踏まえた上での長期的な返済シミュレーションが必要になります。

住宅ローンは今現在、本当にさまざまなプランが用意されていて、低収入者向けのプランもあれば富豪向けのプランもあります。
プランの選択に迷われた場合には、金融機関やファイナンシャルプランナーなどにご相談されることをおすすめします。