中古マンション暮らし風水

ペットとの暮らし、お部屋の風水はどう整えたらいい?


(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

今回はペットとの暮らしに関する風水のお話をしたいと思います。
2018年の一般社団法人ペットフード協会のデータでは、日本でペットとして飼われている犬は890万頭、猫は965万頭だそう。合わせると人口の15%くらい。ペットを飼っていない人にとっても身近な存在ですよね。

そして2016年を境に、猫の数が犬を抜き、さらに増える傾向にあるそうです。この要因として「室内で育てやすい」ことが言われています。高齢化、独身世帯増加というトレンドの中で、室内で育てやすい猫や小型犬は今後も増えていくことが予想できそうです。

ということで、わんちゃん、ねこちゃんを室内で飼われている方、これからペットを飼うことを想定している方にお伝えしておきたい風水のお話をしてみたいと思います。

ペットのいらっしゃるお宅の風水2つのお困りごと

実は、ペットがいらっしゃる方のお宅の風水は結構悩ましいことがあります。
とくに悩ましいことは2つ。

1つめは「愛情問題のバランス」
2つめは「ペットのトイレの問題」です。

愛情問題というのは、わんちゃん、ねこちゃんへのペット愛があまりにも大きくなってしまい、それがご家族との愛情関係のバランスに影響してしまうケースです。ペットに愛情を注ぐことが問題ではありませんが、知らずしらずご家族との関係性に影響を与えていることがあります。
また、ペットのお手洗いの置き場所はとても悩ましい問題。どうしても不浄なエネルギーを放つものですから、お部屋の風水に影響してしまいます。ペットのお部屋があるお宅は少ないですから、どこに配置すればよいか、あらゆる可能性について考えてみましょう。

ペットと家族の愛情のバランスに留意する

とくにパートナーとの関係性にペットの存在が影響していることがお部屋の空間から読み取れることがあります。パートナー以上にペットを優先するような生活空間になると、パートナーとの関係性がぎくしゃくしはじめます。

また、ペットが幼く、しつけ中であったり、反対に高齢になったとき、一番サポートが必要な存在としてお子さんより優先されるケースもあります。そのようなとき、お子さんの暮らしの環境が犠牲になってしまうことも起こります。

あるお宅では、老犬になった愛犬のためにフローリングをわんちゃん仕様にし、寝室も奥様とわんちゃんが使用するようになっていました。ご主人はソファでお休みになっていましたが、風水のご相談内容は「ご夫婦がもっと仲良く暮らせるようにしたい」とのことでした。面白いですよね。こうしたケースではパートナー同士の空間をしっかり創ることを優先してアドバイスをさせていただきます。このように、ご夫婦の寝室にわんちゃん、ねこちゃんがお休みになることも多いと思いますが、ご夫婦、パートナーの寝室(空間)がいつでも優先されるようにしてください。

パートナー同士が離れてしまう時間・空間には留意が必要です。お互いのエネルギーが離れやすくなってしまうと戻りづらくなります。エネルギーは磁石のように働くのです。

ペットとお二人暮らしの方へ
現在お一人暮らしの方の場合はどうでしょうか。
「ペットと私だけの空間」にワクワクするような蜜月もあると思います。でも、パートナーとの暮らしを否定しない場合、パートナーを招き入れる準備を空間に施していくことをおすすめします。お部屋にあるものがすべて一人仕様ではなく、ペアのカップ、二人が座ってくつろげるリビングにするなど。

寝室も同様です。2つの枕、クッション、サイドテーブルというように、パートナーの寝室として美しい形に整えた上で、愛するわんちゃん・ねこちゃんがその空間で眠ることを認めていくようなイメージです。「ペットと私だけの空間」を定着させないことは新しい関係性のポテンシャルにつながります。

不浄なエネルギーの影響を最小限にするペットのトイレの配置

2つめの悩ましさは「トイレの問題」です。
トイレからは不浄なエネルギーが立ち上りますから、お部屋の中の風水がマイナスに働かないような場所に配置しましょう。

おすすめしない「トイレの場所」
・キッチン、食事周り
・動線の障害になる場所
・玄関・リビングの中央

不浄なエネルギーを放つペットのトイレは、食べ物を扱う場所のそばに置かないようにします。また、細い廊下やドア周りも避けたい場所。生活の動線の邪魔になったり、ドアの開閉の妨げになります。とくにドアは各お部屋に入るエネルギーの入り口ですから、流れの障害になるものはどんなものでもよくありません。

エネルギーが入ってくる玄関にペットのトイレがあるのも好ましくありません。(広い玄関でケージなどに入れてトイレがある場合はよいと思います。)玄関は常に美しく保ちたい場所です。みんなが集うリビングの中央にも不向きです。不浄なエネルギーがそのまま立ち上ることを回避しましょう。

トイレの配置の風水アドバイス
・洗面室(広めであれば)
・階段下スペース
・棚下や押入れを使ってトイレを配置
・動線を邪魔しないスペースに屋根のあるトイレを設置

お掃除しやすい点で一番思いつくのが洗面室。ドアの開閉を邪魔せず、日常動作を妨げないスペースが洗面室にあればおすすめです。

戸建てのお宅で階段下のスペースがあればペット用のスペースとして活用するのに大変おすすめです。適度な落ち着きもありますし、不浄なエネルギーが立ち上ることもありません。

また、適当な棚を利用し、棚下をペットのトイレにして、お掃除用具などの収納棚として活用するのもおすすめです。棚の上には観葉植物やアロマなどを配置すればさらに空間をフレッシュに保てます。同様のアイデアで、和室の押入れを改造して、下段をペットのスペースに活用することもできます。

リビングなどみんなが集う空間にペットの居場所やトイレを配置したいときは、屋根付きのトイレがあると良いと思います。壁面や上部に覆いがあればトイレシーツやトイレ砂が丸見えにならず、空間をクリーンに保つことができます。そのとき、植物を上部に配置すると効果的です。もしも植物をかじってしまう場合は、グリーンのステッカーを施すだけでもプラスになります。

いかがでしたでしょうか。最後に、可愛いわんちゃん、ねこちゃんのトイレを何度も「不浄」と言ってしまってごめんなさい。

最後に、人間のトイレも不浄なエネルギーが立ち上るのは同様ですので、トイレのふたは必ず閉じるようにしてください。参考になりましたら幸いです。