梅雨どきも安心!ランドリー周りの風水アップのヒント

春夏秋冬の生活

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

梅雨入り宣言も目前。雨が多く晴れていても湿度の高いこの時期は、洗濯物を干すのに苦戦しますね。

湿気が多いこの時期はカビの発生にも注意が必要です。カビから発生する陰の氣はとても強力なため、健康面、精神面にもネガティブな影響を及ぼすだけでなく、人生の流れにマイナスの影響を及ぼす要因になります。常に清潔で乾燥させておくようにしましょう。もしカビが発生していたら、意を決し退治にのりだしてください。

湿気のコントロールは日々の習慣にすることが一番。浴室やランドリールームは使うたび換気をし、水気や水滴を残さないように常に乾燥させるようにしましょう。今回は、ランドリー周りの風水アップのヒントをお伝えします。

風水では洗濯物を干すのはよいこと?よくないこと?

これはよくいただく質問です。洗濯物を干すこと自体は何の問題もありません。洗いあがりの洗濯物はきれいなものですし、洗濯という行為は生活を清潔かつ快適にするものですから好ましいことです。ただし、その干し方や洗濯物周りの空間に課題がある場合もあります。その場所の汚れ、湿気のこもり、ものがちらかった状態はよくありません。澱んだ水気を伴う氣の滞りは健康面や精神面の停滞につながり、体調不良、ネガティブ思考、やる気ダウンなどを招きやすくなります。また、水に関することは財福の流れに影響するため、ランドリー周りを美しく整えない手はありません。

「洗濯」は、水と風と光をコントロールする行為。上手に行うことができると、自然に自宅に流れる氣を美しく新鮮に高めることができます。風水は家の中をきちんと整えただけでは不十分で、それぞれの部屋と機能を豊かに活用してこそ良き流れが得られます。暮らしを営む「洗濯」という行為もその一つ。爽やかで明るいエネルギーをご自宅に運ぶ営みとして楽しみましょう。

室内干しで気をつけてほしいこと

洗濯物は外に干すもの、というのは昔の常識らしく、室内干しをする人は6割にも及ぶそうです。共働きの忙しさや花粉症などが要因で外干ししない人が増えているのだと思います。ですが、この室内干し、気をつけていただきたいことがあります。
一つ目は、万年干しにしないこと。洗濯物が乾いたら取り込み、物干しハンガーはコンパクトにたたんで収納するようにしてください。ハンガーの形状をしたものは、そのままにしておくと物がどんどんぶら下がっていく状況を招きます。それは空間の障害物となり、家によい氣をめぐらす妨げになります。
二つ目は、よく換気をすること。室内干しをして外出してしまうと、換気が行き届かなくなります。嫌な生乾き臭が家中にめぐり、カビ予備軍の温床を作ってしまいます。これも極めてよくない状況。室内干しをするときは換気をしっかり行い、洗濯物が乾いたらすぐにたたみ、ランドリーグッズを放置しないこと。除湿機を活用するときは、除湿機のお掃除もお忘れなく。
おすすめは、やはり外干しです。日当たりのよいベランダがあるのに室内干しをしている人もいらっしゃいますが、せっかくの間取りの恩恵を得られていないかもしれません。太陽の光を浴びた洗濯物のよい香りが室内に運ばれてゆく状況は、陽の氣を運び、部屋の浄化ももたらします。

ランドリー周りで実践!風水を高めるヒント

湿気とどう付き合うかの重要性はおわかりいただけたと思います。以降はご自宅の風水をさらに高める、ランドリー周りのヒントをお伝えします。蒸し暑さが頂点に達する前にできるところから取り組んでみてください。

  1. 出来るだけ外干しで太陽光を取り入れる
  2. 美しいものが揺らぐように干す
  3. ランドリーグッズに統一感
  4. ランドリーグッズのダイエット

出来るだけ外干しで太陽光を取り入れる

ベランダに洗濯物を干せる空間があればぜひ外干しを。天気の良い日にまとめて洗濯をするのもよし、シーツなど寝具を外干しするのもよし。寝具を天日に干すことは快適な睡眠にもつながり、恩恵が大きいですよ。お日様の恵みを洗濯物を通じて取り入れることができます。また、ベランダやバルコニーを活用できていなかった人には、機能していない空間を生かすことになります。それは、自身の未知の可能性にアクセスするきっかけにもなることでしょう。これを機にベランダをお掃除し、洗濯物を外干ししてみてはいかがでしょうか。

美しいものが揺らぐように干す

お片づけの専門家である私の友人は、洗濯物を美しく干す達人でもあります。彼女は、家族の洗濯物を色分けし、グラデーションになるように干していました。そうすることで室内からも、外の通りからも、自宅のベランダにゆらぐ洗濯物の美しい光景を眺められるのだそう。洗濯するという行為が達成感や楽しみにつながっていることは素晴らしいことです。美しく並んだ洗濯物が風に揺らぐ様は、豊かなエネルギーを運んでいます。反対に、洗濯物を雑に干している場合は、美しく干してみる工夫をしてみるとよいと思います。洗濯物がゆらぐ風景はなかなかにインパクトがありますから、改善の余地は大きいと思いますよ。

ランドリーグッズに統一感

風雨にさらされるランドリーグッズは劣化が早いです。見た目に「くたびれた印象」をもたらしていたら新調のタイミングかもしれません。使えればよいかな…と思いがちですが、見るたびにくたびれた自分と共鳴してしまってはもったいないこと。プラスチック製のものは紫外線で劣化してしまうので、ステンレス製に変えてみてはいかがでしょうか。ステンレス製の竿、ランドリーハンガーは長持ちしますし衛生的で見た目にも統一感がでますよ。ハンガーや洗濯バサミもステンレス製のものにそろえるとさらに統一感がでます。洗濯バサミはカラフルなものにし、アクセント的に使うのもおしゃれです。好みに合わせて選んでみてください。お洗濯が楽しくなることが大事です。

ランドリーグッズのダイエット

洗濯機周りには、洗剤類やプラスチック製のグッズが気づくと増えていきますよね。たいていのご家庭は不要なものがあると思うのでダイエットしてみましょう。まずは古い洗剤類、スプレー缶、ほとんど使わないカゴや容器などは手放しましょう。その上で、「掃除に使うもの」「洗濯に使うもの」「体に使うもの」は分けて収納します。お掃除洗剤や殺虫剤などのラベルは日常的に目に入る必要はありませんので、ケースに入れてスプレーの向きも揃えておきましょう。ケースごとに分け、できれば扉のある収納にしまいましょう。オープンラックにプラスチック製品がごちゃごちゃと並んでいる様は好ましくありませんが、この方法で整えることでかなりすっきりと整えることができると思います。

いかがでしたか。
日本の長梅雨は湿気との戦い。湿気は怖い陰の気をもつカビの原因になります。洗濯という日常的な行為を上手にできるかが分かれ道。美しいランドリー空間、楽しいランドリー生活を実践し、停滞知らずの夏をすごしていきましょう。

(風水コンサルタント フジワラユカ)

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