失敗しないための浴室リフォーム基礎知識

おしゃれ水回り

水回りは汚れやカビなどが付きやすい上に、毎日使うものなので長く使えば故障などのリスクも高まるものです。
ある程度使っているお風呂だからこそ、早めのリフォームを検討することをおすすめします。

浴室リフォームで失敗しないために、知っておくべき基礎知識を押さえておきましょう。

「在来工法」と「ユニットバス」の違い

お風呂の造りは、大きく「在来工法」と「ユニットバス」に分けられます。
在来工法とは、日本の家屋で昔から作られてきた、防水した床や壁にタイルを貼って作るお風呂です。
ユニットバスとは、決められた規格に沿って工場で作られた部材を設置するタイプのお風呂です。

浴室をリフォームする場合、まずは今のお風呂が在来工法なのかユニットバスなのか、またリフォーム後どちらの方式にするのかを判断する必要があります。それぞれの特徴と違いを知っておきましょう。

●防水性、断熱性について
ユニットバスはもともと防水性、断熱性とも高いのに対して、在来工法は十分な防水・断熱対策を行う必要があります。

●工期、費用について
ユニットバスは規格品の部材を組み立てて設置するだけなので、ユニットバスから新しいユニットバスへの交換だけなら1~2日、在来工法からユニットバスにリフォームする場合でも1週間程度と工期は短めで費用も抑えられるのが一般的です。
ユニットバスから在来工法へリフォームする場合は、下地補修や防水加工等の状況によりますが3週間程度と長く工期が必要になります。

●デザイン、機能について
近年のお風呂はユニットバスが主流なので、選べるデザインや機能の種類もかなり豊富になっています。
ただし、規格品から選ぶことになるため、ある程度限界があります。
一方、在来工法の場合は素材やデザイン、窓の位置などすべてを自分で決めることができます。

浴室の設備選びのポイント

ポイント1. 雑然としたキッチンにならない工夫を

●浴槽
浴槽は、座って肩までお湯に浸かる深さのある「和式」と、仰向けになってお湯に浸かるスタイルの「洋式」があります。
これらを組み合わせた折衷タイプもあるので、浴室の広さやお風呂の使い方の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

●床や壁、天井
ユニットバスの場合、多くは耐水性と保温性の高い樹脂系の素材が用いられています。樹脂系素材は掃除しやすいのもポイントです。
在来工法の場合は、タイルや木(ヒノキなど)、ステンレスなどが選ばれるケースが多いようです。

●追い焚き機能
冷めたお湯を温めなおす方法には、「追い焚き」と「さし湯」があります。
追い焚きは節水できるというメリットがある一方で、衛生面が気になるという声も聞かれます。
それぞれの特徴を知った上でどちらが良いかを検討することをおすすめします。

●浴室乾燥暖房機
リフォームの際に浴室乾燥暖房機を設置する方も多いです。
冬場のヒートショック予防に役立つ、カビの発生を抑える、洗濯物の乾燥に使えるなどメリットが多いですが、初期費用やランニングコストが上乗せされることになるため、生活スタイルなどに合わせて必要かどうかを検討するとよいでしょう。

まとめ

浴室リフォームの際に知っておきたい基本事項をご紹介しました。
バスタイムは、一日の疲れを癒してリフレッシュするための大切な時間。

だからこそ、浴室はきれいで使いやすく、居心地の良い場所であってほしいものですね。
これから浴室をリフォームしようと考えている方は参考になさってください。

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