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調湿性の高い壁建材「珪藻土」と「エコカラット」って?

調湿性の高い壁建材「珪藻土」と「エコカラット」って?

高気密な現代の住まいは、湿気がこもりやすく結露が起こりやすくなっています。
結露はダニやカビなどの原因にもなるので対策したいところ。そこで注目したいのが、壁の調湿性です。
ここでは、代表的な調湿壁建材である「珪藻土(けいそうど)」と「エコカラット」について、その特徴やメリット、デメリットなどをお伝えします。

天然素材で安心! 衝撃にも強い「珪藻土(けいそうど)」

近年、シックハウス対策などの観点から、塗り壁の魅力に改めて注目が集まっています。塗り壁といえば漆喰(しっくい)を思い浮かべる方が多いと思いますが、調湿性の高さで特に人気なのが「珪藻土」です。
珪藻土とは、珪藻という植物性プランクトンの殻の化石が堆積してできた土のことを言います。

珪藻の殻には小さな穴が無数に開いているため、これが主成分となっている珪藻土も同様に小さな穴をたくさん有するのが特徴です。
この性質を「多孔性」と言い、珪藻土を壁材として使用した場合、この無数の穴が湿気を吸収・放出することで調湿性能を発揮します。
調湿性以外にも耐火性や遮音性が高い、衝撃に強いなどといったメリットがあります。
一方で、価格が比較的高いことや、コーヒーや紅茶などの汚れがつきやすいことなどには注意が必要です。

高い調湿性に加えて脱臭効果も!「エコカラット」

エコカラットは、微細な孔を持つ原料をタイル状に焼いた壁建材です。珪藻土と同様に多孔性で、湿気を吸収・放出するのが特徴です。

エコカラットは珪藻土より穴の数が多いため、湿気をより多く吸収することができます。
試験によってエコカラットの吸放湿量は、珪藻土の約5~6倍に上ることがわかっています。
ニオイの原因成分を吸着する性質もあるため、トイレや生ゴミ、タバコ、ペットなどといったニオイの脱臭にも効果的です。

注意点としては、珪藻土と同様にコーヒーなど水分による汚れがつきやすいことが挙げられます。
また、衝撃に弱いため、こすったり硬いものをぶつけたりすると傷がついたりひびが入ったりすることがあります。
使用する壁の面積や形状によっては費用が比較的高額になる場合があることも覚えておきましょう。

まとめ

高い調湿性に加えて脱臭効果も!「エコカラット」

代表的な調湿壁建材である「珪藻土」と「エコカラット」について、その特徴やメリット、注意点などをお伝えしました。
室内の湿度は、40%~60%が理想的であると言われています。

これを上回ると、結露やカビなどが起こりやすくなります。逆に下回ると肌や目、のどなどが乾燥しやすくなったり、ウイルスの活性が高まったりします。
高温多湿なうえに季節によって気温や湿度の変化も大きいのが日本です。快適で健康な暮らしのために、調湿壁建材を取り入れてみてはいかがでしょうか。