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思春期の男の子のお部屋・女の子のお部屋の風水術

(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

思春期のお子さんのお部屋に入ることはあまりないかもしれません。お子さんが小さい頃は家中が子どものエネルギーで溢れていたかもしれませんが、思春期に入ると一転してお部屋を覗きづらくなるかもしれません。
私は職業柄、思春期のお子さんたちのお部屋を拝見する機会が多くあります。個人的な感想ですが、女の子のお部屋のほうがモノが多く個性的で、男の子のほうが総じて抑制的なお部屋が多いような気がします。実際に若い女の子は男の子よりもパワフルな感じがしますよね。お部屋をみることでその人のエネルギー状態がわかりますので、今日は思春期のお子さんのための風水のお話をしたいと思います。お子さんが現在お小さい方にも参考になれば幸いです。

自分らしさはOK!課題はモノがあふれているor殺風景

お子さんのお部屋で重視したいのは、個性が発揮できているということ。自分のお部屋の空間の中で、自分の好きなもの、興味のあることが現れているのはとても自然であり、健康的に自立の過程を歩んでいる証だと言えます。また、学校やクラブやアルバイトなど、自分ではコントロールできない時間や空間の中で経験を積む中で、自分の部屋が自分にとって快適な場所にできていることは極めて重要です。
ですから、「自分らしさ」は大歓迎。課題はモノがあふれすぎて足の踏み場がなかったり、汚れている場合や、反対に無機質で殺風景なお部屋だということをお伝えしたいと思います。

■モノがあふれているお部屋の子におきていること
今のお子さんたちは塾や習い事で忙しいため、単に忙しく昔のノートやおもちゃを処分できずに放置してしまっているだけかもしれません。そうではなく、慢性的にモノを溜め込んでしまう傾向があるときは、現状にカオスというかパニックが少しおきているかもしれません。秩序のないお部屋では、ものごとに集中したり、深く考えることが難しくなりますし、ゆっくりと睡眠や休息をとることも難しくなります。また、そうしたお部屋で長く過ごしているうちに、自己評価が下がっていくことが懸念されます。お部屋が整っていることは自分が整っているということ。自分は大丈夫だ!という前向きな意識を保つことにつながっていきます。

■殺風景なお部屋の子におきていること
お部屋はきれいだけれど、殺風景な場合、その空間はその人によりよいエネルギーを与える空間にはなっていません。殺風景なお部屋の主は、積極的に自分を表現したり、関係性を求めたりということにブロックがあるかもしれません。抑制的であるほうが好まれる、褒められる、という体験によりブロックがかかっている可能性もあります。お部屋の彩りはその人がこれから巡り会う豊かな体験と関係していますから、自分らしさを少しずつ表していくことを許してほしいと思います。

できるだけ幼児期に「モノには帰る場所があること」を教えておく

空間を整えることが人生を豊かにすることと関係しているという風水の原理を知ってしまうと、お掃除上手やお片づけ上手な人は得が多いと気づかれるかもしれません。実はお片づけの習慣は、小さいうちに身につけておくことがおすすめなのです。発達段階からすると年少さんくらいから年長さんくらいが、遊びの延長で覚えやすい時期だと言えます。人形やぬいぐるみなど擬人化して想像遊びをする時期ですから、大事なおもちゃにもおうちがあることを伝え、遊び終わったら決まった場所に戻す習慣をつけてあげるのがおすすめです。
こうした幼少期の習慣があると、大人になったときにあらゆる場面で役立ちます。空間にあるモノを片付けられる人は、頭の中も整理整頓ができやすい人。自分を律しコントロールする力につながっていくと思います。

思春期の男の子・女の子と一緒に実践したい風水行動

■壁のデトックス
お部屋の壁やドアなどに、ポスターや写真などの紙類や、洋服やバッグなどがぎっしり吊るされているような場合、いったんすべてをはずして何もない壁が現れる状態にリセットしてみましょう。いつもと違う風景に、意識が動き出します。その何もない壁を味わったあと、今ときめくものだけを残して美しく飾り直すことを促してあげてください。好きなアーティストの写真やポスターなどは、美しく額装したり、コルクボードなどにはみ出さずに掲示するほうが、その人とのつながりによいエネルギーが起こることも伝えてみて。こうしてみると、今までと同じ状態の壁に戻ることはむしろまれで、きっと新たな空間にリフレッシュできていくと思います。
ちなみに、人物のポスターは、寝ているときに目が合わない位置に配置してあげてください。見られていると交感神経を刺激し、よりよい睡眠が得られませんので(笑)。

■床のデトックス
床にカバンや運動着や雑誌や漫画などが直置きされている場合、ある一角でもよいので地面が見える状態になるよう、モノを一旦すべて除いてみてください。こちらも壁のデトックスと同様に、何もなかった床の状態を感じてみるようにしてください。そのあと、必要のないもの、昔は好きだったけれど今はときめかないものは手放し、クローゼットや引き出しに収納してみてください。しまいきれないものがあったら、次の機会でもよいと思います。ぐちゃぐちゃに重なっていたモノがないようにし、揃えて配置するように心がけてください。たとえば本棚など、でこぼこだったり雪崩がおきていたりする様は、混沌としたエネルギーを発してしまいますから好ましくありません。空間にあるものすべてが、きちんと整っている感じを出せるようにがんばりましょう。

■殺風景なお部屋タイプのお子さんには好みの寝具・ラグ・カーテンを新調

ベッドカバーを好みのものに変えてみるというのは良い方法だと思います。アクセントラグやカーテンなどを新調するのもいいですね。これらは面積が大きく、エネルギーをためる性質があるので、自分らしさをサポートすることに役に立つと言えます。ワンアイテムでお部屋の印象が変わりますよ。この時大切なことは、お子さんの好みで選んでもらうことです。ダークすぎる色合いは極力さけ、お子さんらしい彩りをお部屋に施してあげてみてください。