20代で住宅ローンを組む! メリットと注意点は?
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「家賃を払うくらいなら家を購入したほうが良い」。このようなお考えの方は多いはずです。
どうせ払うなら資産となるものに払いたいというのも理解できることです。
始めから家賃相当の金額を住宅ローン支払いに充てるようにすることが、生きたお金の使い方です。
こうした考えから働き始めの20代のうちに購入することが一番損をしないということになるでしょう。資産を得るための出費となれば出し惜しむこともないはずです。
多くの人は物件の購入には住宅ローンを利用することになります。
そこで今回は20代で住宅ローンを利用して物件を購入することのメリットや注意点をご紹介します。
20代でローンを組むメリット
■返済期間を長く組める
現役期間がこの先まだまだ長い20代であれば返済期間を長く取り、余裕を持った返済ができます。
一般的に収入が右肩上がりとなる時期にローンを組むことはそこまで負担にはならないはずです。
ローン返済という長期的なビジョンがあることで仕事への力の入れようも違ってくることでしょう。
ローン返済を目標とし、自ずと無駄遣いのない生活にもなるはずです。
■住宅ローン控除で税負担が軽くなる
たとえば、2014年4月1日から2019年6月30日までに住宅を購入した場合の控除を想定してみます。
年末の借入金残高の1%(最大20万円、特定取得の場合は最大40万円)を所得税から控除できます。
税額控除が可能な期間は最長10年です。
こうした税制の優遇にも目を向けてみるべきでしょう。
■老後にゆとりが持てる
早い年齢からローン返済を始めれば、それだけ早く返済できることになります。
繰り上げ返済などで返済を早めていけば定年前に完済できることもあるでしょう。
ゆとりある老後を考える点では20代でローンを組むことは適切な判断です。
20代で住宅ローンを組む際の注意点
■いくらまで借りられるか
住宅ローンの借入可能額は年収に対して上限があります。
※返済負担率は年収に対してどれくらいの割合を毎年のローンで返済するかというものです。
年収 | 400万円未満 | 400万円以上 |
返済負担率 | 30% | 35% |
20代後半の平均年収は340万円で、この収入だと年間102万円までの返済額となります。
住宅ローンの返済額を家賃と同等の金額に見立てて月々6万円(返済負担率21%)として、返済期間を35年とすると借入可能額は以下の数字になります。
返済期間:35年
金利タイプ:固定金利
金利:1.5%(団信加入で+0.3%)
毎月返済額:6万円
借入可能額:1868万円
上記の借入可能額から頭金を考慮して、物件価格は2000万円前後が相応しいでしょう。
■転勤や結婚での転居はないか
住居を購入するということは永続的にその場所で住むことを想定します。
転勤や結婚で住居を変える可能性のあるなしを考慮して決めるものです。
まとめ
20代で住宅ローンを組むことは少ない返済額で始められて、収入に応じて返済額を多くすることができるのでローン返済が同世代より早く終わる可能性が高くなります。
老後に向けて経済的負担を少なくしたいとお考えの方には向いています。
また20代で住宅ローンを組む際には、新築物件には手が届かないこともあるでしょう。
中古マンションであれば手の届く価格帯があり、選べる物件の種類があります。
中古マンションという選択肢を視野に入れると、20代での物件購入というものがより一層実現可能になるでしょう。
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