くらしの風水運気アップ

どうして「風水」と呼ぶの?風と水を上手に扱いよい氣を流そう!

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
不要不急の外出を控える生活も、1年が経とうとしていますね。1年も経験すると、私たちの意識にも変化が生まれてきます。実際、新型コロナの感染拡大は、人々の「豊かさ」の概念に変化をもたらしているようです。たとえば「所有の概念」もその一つ。シェアする、使わなくなったものは譲るか売る、というように「今」必要なものだけに囲まれて生活することを選ぶ人が増えています。これは風水の思想とも通じるものがあります。ストックよりフローのほうが自然であり心地よいという世界観。3月は出会いと別れ、また新しい流れにアクセスする時期。今回は風水の源のお話しに触れていただきたいと思います。

風水=空気と水。生きていくために不可欠な2つの要素の「氣」を高める環境学

風水は、その名の通り、「風と水」。風水の源は、風=空気と水の性質を理解することから始まります。空気と水は私たちにとってどのようなものでしょうか。それは、生きていくために必要なもの。空気がなくても生きていけませんし、水がなくても生きていけません。では、空気や水がありすぎたらどうでしょう。より生きやすくなるかいうとそうではないですよね。多すぎる空気も水も害になります。つまり、空気も水もよりよい状態、質があるということがわかると思います。

生きるために必要な「風」と「水」は、私たちの力ではつくることも壊すこともできませんが、よりよい状態に培うことが可能です。よりよく生きるための環境を整えていくものが「風水」という思想であり環境学なのです。
そして、「風」+「水」で培えるものが「氣」=エネルギーです。

風も水も留まらない性質。美しい流れを部屋につくることが大事

ストックではなくフローと申し上げましたのはこのことです。美しく心地よい「流れ」をつくることが大事。自然界のエレメントはすべて変化し、流れをもっています。流れが強すぎると、風害や水害になりますが、流れがない場所は淀みとなり、死んだような環境になります。これは家の中でも同じ。新鮮で快適で美しい流れがあるかどうかを観察し、整えていきましょう。

これは「財運」にも言えること。風水の「水」はお金の流れにも対応していますが、常時お金が流れてきて、楽しく使えるほうが好ましく豊かだと考えることができます。(ストックよりフローが幸せということは、すべての人に共感が得られるわけではないかもしれませんが…。) いずれにしても、風水のこうしたエッセンスは、私たちの意識に働きかけ、家の状況に変化をもたらしていくことにより、所有するものや人間関係にも作用していきます。頑な姿勢ではなく、美しく変化していく人生を目指していこうと考える人にはぜひ取り入れていただきたい思想なのです。

家の中の「風」と「水」の通りをよくするカンタンお掃除術

それでは実際に、あなたの家の「風」と「水」の流れをよりよくする一つの方法をご紹介したいと思います。家(あるいは部屋)は、あなたと相似形。家の状態はあなたの状態とシンクロしていきます。家の中の「水まわり」「風まわり」の詰まりや滞りをとるこの方法を実践すると、鼻づまりが治った!あるいは、便秘が解消した!というようなすっきりとした体感が家にも訪れるようなイメージ。ぜひ実践してみてください。
 

  1. 水回りの排水溝のつまり/汚れをとる
  2. 通気口のフィルターの掃除をする

1.水回りの排水溝のつまり/汚れをとる

風水において水の汚れや淀みはもっとも良くないものの一つ。エネルギーの質がダウンしてしまいますので水回りはきれいにお掃除し、乾燥させておくようにしましょう。排水溝はパイプの中の汚れは見えないため、大掃除のタイミングや新しい季節を迎えるタイミングで行うとよいと思います。便利な洗浄剤を使って、トイレのタンク、浴室やキッチンの排水溝の詰まりや汚れを流しましょう。また、定期的に洗濯機も浴槽洗浄をしてみてください。最後は忘れがちなベランダや敷地内の排水溝です。落ち葉などが詰まっていたら取り除き、きれいに水が流れることを確認できたら完了です。

2.通気口フィルターの掃除をする

次は風の流れです。換気の機能をチェックします。家には通気口(あるいは換気口/吸気口/通風孔/レジスターなどと呼ばれます)が複数あると思います。廊下、浴室、脱衣室、トイレ、キッチン、ベランダ付近の壁など。天井にあるものは案外気づきにくく、埃がつまったままになることがあります。フィルターがあるものは埃を取り除き、水洗いするとなおよいでしょう。通気口は埃が集まりやすいため、家も鼻づまりを起こしやすい状態になっています。通気口に貼るシートなども販売されているので、そうした便利グッズを活用すると、お掃除の手間を省くことができますよ。

いかがでしたでしょうか。
美味しい空気を深呼吸できる家、きれいな水の流れが常にある家。家の大小に関係なく、流れがすばらしい空間は私たちに大きな利をもたらすと思います。生きることに不可欠な「風」と「水」はとめてもダメ、多すぎてもダメ。質・バランスが重要であり、「流れ」は生き生きした人生には欠かせないということがお伝えできていれば幸いです。

(風水コンサルタント フジワラユカ)