【風水インテリア】あなたの家はどのタイプ? よくある室内8つのタイプを風水診断

運気アップ!

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

キッチンや浴室など住まいにある機能はほぼ変わりませんが、家の雰囲気は十人十色ですよね。風水のアドバイスも本来は一般論ではなく、家ごとに応じた内容になります。室内を観察しながら、違和感や課題のある場所について整えていきます。

整えるときのポイントはずばり「バランス」です。偏った空間、滞った空間には好ましい氣の循環が生まれません。そうした空間では運気も停滞していきますし、新しい縁とのつながりや豊かな関係性も生まれにくくなってしまいます。

今回は読者の皆さんがご自身の家に少しでもあったアドバイスを得ていただくために、よくある8つの室内のタイプをご紹介しながら、傾向と対策についてお話していきたいと思います。

室内のバランスを整えることで運気アップやお悩み解消にもつながる!

ところで室内のバランスについて考えたことはありますか?掃除が行き届いているか、モノが多すぎていないかは、わかりやすい指標ですが、バランスというとちょっと難しいはずです。モデルルームのような部屋が良いと思いがちかもしれませんが、実はそうではありません。

風水がお手本にするのは自然界のバランス。「陰陽五行」という言葉の「陰陽」は対極にあるものが互いの存在を引き立てながら存在している様子であり、「五行」というのは自然界にある、木、火、土、金、水が奇跡的なバランスで助け合い抑制しあいながら循環を生んでいる様子を示しています。実際に家の中で火を焚いたり、水たまりを作ったりはできませんが、火であれば照明や赤い色など「火」の要素を持つものを活用してバランスを作っていきます。

風水を使ってバランスのよいインテリアにすると、居心地がよくなることはもちろんですが、よい流れが生まれるため、悩ましいことが解消され、喜ばしい事象にもつながりやすくなります。

室内の8つのタイプの運気の傾向とは?
そして風水の整え方とは?

それではさっそくあなたの家の室内の特徴について観ていきましょう。以下に示したのは特徴的な8つのタイプです。

1.窓が多い家
2.窓が少ない家
3.見せたい部屋と見せられない部屋がある家
4.白を基調とした家
5.ベージュ系でまとめられた家
6.モノトーンの家
7.飾り物が多い家
8.殺風景な家

統計学である風水では、室内に現れる強い要素の影響から、こうした流れになりやすいという傾向を読み取ることができます。あてはまるタイプは一つではないかもしれません。あてはまるタイプの風水アドバイスを参考に、バランスのよいお部屋づくりを実践してみましょう。

1.窓が多い家

窓の多い家、あるいは窓面積が大きい家は、さまざまな情報が入りやすく変化に富む反面、忙しくなりすぎる、落ち着いて物事に従事できないといった傾向があります。ドアから入ってきた氣は窓に向かって直線的に流れますが、窓面が大きいことで入ってきた氣がどんどん流れ出ていくため、落ち着かない感覚があると思います。どんどん流れていくという感覚は時間だけでなくお金にも関係します。流れのバランスを整えることが肝心です。

窓が多い家の風水アドバイスとしては、窓にしっかりとしたカーテン、ロールスクリーンやブラインドをかけること。そして開閉を毎日行うとよいでしょう。次に窓の近くに大きめの観葉植物を置くとよいでしょう。さらに床面にラグを敷くことはバランスをとる意味で大変有効です。ラグの質感が、早い氣の流れを落ち着かせるだけでなく、氣をためる働きもしてくれます。時間やお金を守る効果にもつながりますよ。

2.窓が少ない家

窓が少ない家は、安全な感覚や落ち着きを得られやすい反面、人生の変化が乏しくなる傾向があります。窓は変化を与えてくれるもの。窓の景色がなければ、季節も時間もわかりません。窓からの変化は、今とつながる要素であり、変化は楽しみをもたらしてくれます。

窓が少ない家の場合は、日中はカーテンを全開にして外からの陽の氣をしっかりとりこみます。また、窓の開閉もこまめに行うようにしましょう。次に室内の照明を暗くしないこと。太陽光の代わりになるインテリアは室内照明です。明るい照明、調光ができる照明などは大変有益です。窓が小さくてもこうした工夫をすることでバランスが保たれ、人間関係や人生の選択肢にもプラスの効果が期待できると思います。

3.見せたい部屋と見せられない部屋がある家

リビングは見せられるが寝室は見せられない…、物置き部屋だけは見せられない…など、見せられない部屋がある家は、未解決な課題があるのではないでしょうか。自分の内面の中にも直面したくない物事がある可能性があります。室内の部分的な滞りにより人生がスムーズに進まない感覚があるかもしれません。身体であれば血栓ができる、腕や足が動かないなどの症状ですので、悪いところが完治すればどれだけ晴れやかになるかわかりますよね。

見せられない部屋がある場合、まずはそのお部屋を片付ける“意思決定”をしましょう。今まで放置していた部屋を整えることは難しくもありますが、決心することで行動に移しやすくなります。天気のよい午前中に見せられないエリアにあるモノをすべて取り出し明るい広い部屋に並べます。そして、使わないもの、汚れたもの、無価値なもの、気持ちを下げてしまうものを取り除きましょう。見せられなかった空間を一度空っぽにしてから入れ直すと、新しい氣が循環します。ここまで行うと心の中の滞りも解けて気持ちが楽になるはずです。

4.白を基調とした家

全体的に白で統一されている家は、明るく清潔感があります。実際に白を基調としたお宅はお掃除が行き届いていることが多く、きれい好きの人に好まれやすいことがわかります。白という色には「浄化」「無垢」などの意味合いもありますが「完璧主義」という意味合いもあります。また、白という色は「金」(金属・鉱物)を表し、固まる性質を持ちます。そのため、真っ白な空間にいると頭が固まる、思考停止になりやすくなります。

白を基調した家は、白のもつ「清潔感」はそのままに「思考停止」というネガティブな一面を払拭するバランスをつくることが大切です。「金」(金属・鉱物)を溶かすのは「火」ですから、白を基調とするお部屋に暖炉があると大変バランスがとれます。キャンドルを灯すだけでもよいでしょう。赤系のクッションやブランケット、ラグなども白とのコントラストが美しくセンスよくまとまります。そこに観葉植物のグリーンを加えると、固まりやすくなる頭や心のバランスが整います。

5.ベージュ系でまとめられた家

日本のお宅で一番多いのがこのタイプ。白木の床や和室の畳、少し時間の経過した壁紙などがあるお宅が多いためです。ベージュは「土」の要素で「地に足がつく」「落ち着く」というメリットをもたらします。その反面、変化を好まない保守的な意識や行動が強くなる傾向があります。過去にとらわれやすい傾向もあります。

ベージュ系でまとめられた家に大変おすすめなのは「水拭き」のお掃除。「土」の要素が多い家は砂漠の中にいる感覚になります。そのため「水」で潤す必要があります。床面、壁面を水拭きすることで空間に新しい氣を即座に運び入れることができますよ。また「水」の要素であるブルーのインテリアを加えるとバランスがとれます。青系のテーブルクロス、青系のアート、青い花瓶など。加えて植物を配置すると、空間がフレッシュになります。こうすることで保守的で変わらないと感じる人生の流れにも動きが生まれていきます。

6.モノトーンの家

黒、グレー、白の無彩色で構成されている空間は、落ち着きや大人っぽい印象を与えてくれます。住む人の個性やこだわりを表すため、アパレルブランドの店舗などで多く取り入れられています。ただし、住まいの空間には向いていません。モノトーンは彩りがないため、寂しく冷たい雰囲気の空間になりやすくメンタルの不調や孤独感とつながりやすくなります。モノトーンの空間といえばお墓がそうですよね。生きている人には不向きです。

モノトーンの空間には、彩りをポイントで加えていきましょう。空間の彩りは「多様性」や「遊び心」を示します。「土」「火」「木」の要素を加えていきます。「土」としてモノトーンのソファにはベージュや黄色系のクッションやラグを。「火」として暖色系のフロアライトや真っ赤なオブジェなどもよいでしょう。「木」は小さくてもよいので観葉植物を配置しましょう。

7.飾り物が多い家

置物や絵や写真などがたくさん飾ってあるお宅は、にぎやかで楽しい雰囲気があると思います。家族写真、旅先のお土産、いただいたものなど、人生の歩みを室内に表現していくタイプの人は人生に肯定的であり、いわゆる「リア充」の場合が多いと思います。ご高齢の方の場合はそのままでもよいのですが、人生の選択肢が見つからない、自分のベクトルが定まりにくいという傾向があるので思い当たる人はバランスをとりましょう。

飾り物が多い部屋に住んでいる人は、空間にあるものを間引くとよいでしょう。最初に「今」の自分に必要なものを選びます。選ぶ基準は「自分の気持ちを高めてくれる」「自分を癒してくれる」「理由なく好き」の3つ。「見たくないもの」「不要なもの」「どうでもよいもの」は手放していきます。なんとなく進んでいる人生のベクトルが定まりやすくなるでしょう。

8.殺風景な家

モノが少ない家は、自分が必要なモノや情報にアクセスしやすく、障害物がないため氣の滞りも少ないと思います。その反面、行き過ぎると殺風景な空間になり、人生の楽しみ、変化や挑戦に対しても消極的になりやすくなります。ミニマリストを楽しんでいる場合はよいのですが、意図せず殺風景な部屋に住んでいると、人生もつまらなくなっていく可能性があります。

殺風景な部屋には、玄関マットや寝具に色柄のあるものを取り入れてみるとよいでしょう。風水で玄関と寝室はとりわけ重要な空間。このエリアの彩りを豊かにすることが先決です。加えて観葉植物や生花や果物を配置してみましょう。生きているものの生命エネルギーは小さくても力強く、部屋に陽の氣を与えてくれます。自分の好みのアートやインテリアはそうした空間を味わっていく中で見つかってくると思います。1点だけでもお気に入りのアートを丁寧に壁面に飾ることができるとお部屋の風水は格段によくなると思います。

いかがでしたでしょうか。
ご自身のお宅の特徴にあう風水を実践し、人生に訪れる流れの変化を楽しんでいただけたら嬉しいです。

(風水コンサルタント フジワラユカ)

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