お部屋に飾る花はイミテーションフラワーでもいい?

癒しの空間

(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

今日はよくご質問をいただく「花・植物」に関する話題です。
花や植物と言っても、一輪挿しから大型の観葉植物まで種類やサイズもいろいろありますよね。また、生きた花や植物だけでなく、加工されたプリザーブドフラワーやイミテーショングリーンもあります。光触媒で空気をきれいにする機能をもつイミテーショングリーンなどはオフィスでも多様されてきています。
お部屋の風水においては、フレッシュな花や植物は総じてパワーツール。私たちの味方になってくれますが、それぞれの意味合いを少し深く知ることで、お部屋への配置がますます楽しくなっていくと思います。ぜひ参考になさってみてください。

一番簡単な選び方は、生きいきしているかどうか

人間は自然環境のバランス中にいるのが一番幸せであるという「陰陽五行」の考えにもある通り、現代の家屋において花や植物は、自然を感じさせてくれる身近な存在です。しかしながら、家にある花や植物がもしも元気のない状態になっていたら、「元気のないエネルギー」を受け取ってしまいます。

・室内に置く観葉植物は、ツヤツヤしていて丸い葉っぱのものがおすすめ
健康的な感じというと一番わかりやすいかもしれません。尖った葉っぱやトゲトゲしたサボテン類などは「攻撃的」なエネルギーを発しているため、室内よりは屋外で家を守るような役割として大事に配置されるとよいと思います。

・生花は一輪挿しなど小さいお花も効果的
お花のエネルギーはとても華やかでパワフルです。一輪挿しであってもお部屋の空間の中ではっと目を惹き、フレッシュな印象を与えてくれます。一週間に一度のタイミングで新しいお花を飾るような習慣は、お子さんのいらっしゃるご家庭などでとくにおすすめです。

・植物は多ければよいというわけではない。小さなものから少しずつ取り入れて
植物がよいからといって、ジャングルのようにする必要はありません。何事もバランスが必要です。多すぎる植物があることでかえってパワーを吸い取られることも(汗)。植物をあまり置いたことがない人は、小ぶりなものから少しずつ取り入れてみてください。

ドライフラワーは「かつて美しかった花々」

花束を吊るしてドライフラワーを楽しんでいらっしゃる方には申し訳ないのですが、ドライフラワーは置かないようにお願いしています。何年か時間が経過し、茶色く乾燥したドライフラワーが発しているのは、「かつては美しかった」というエネルギーだからです。
私たちは「今」に生きている存在。ドライフラワーを目にしながら「あの時はよかった」と何度も思い返す必要はありません。
ご訪問したお宅の事例ですが、玄関に入ると正面にハーブのドライフラワーがいくつも飾られていたんですね。その方は、ご主人のお身体の不調とお仕事の停滞、そして思春期のお子さんとのコミュニケーションに課題が生じていらっしゃいました。
玄関だけでなく、家中が「乾燥した感じ」に偏っていたそのお宅では「生きいきとしたエネルギー」不足が起こり、健康面や、思春期のお子さんとの関係性の面にも影響を及ぼしているようでした。

イミテーショングリーンやプリザーブドフラワーはどうしたらいい?

人工的な植物が一概に悪いというわけではありません。最近では見た目ではわからないほどリアルにできているものもあります。見た目がフレッシュで生きいきしているものは配置して大丈夫ですので、枯れてしまうことを恐れずむしろ実用的に活用してみるのもよいと思います。

・イミテーショングリーンは水場や日当たりの悪い場所に効果的
浴室やキッチン、階段の踊り場など日当たりが悪い場所にイミテーショングリーンはおすすめです。自然のやわらかなエネルギーを届ける役割を担ってくれます。時々水洗いをして日光をあてるなどメンテナンスをするとより効果的です。

・プリザーブドフラワー
生花や葉を特殊液の中に沈めて水分を抜いたプリザーブドフラワーは、贈り物などでいただくことがありますよね。こちらも見た目が美しい状態のうちは飾り、白っぽくなったり、湿気やほこりでダメージがでてきたら手放し時かもしれません。

いかがでしたでしょうか。
お部屋で目にするシンボルはみずみずしく、美しいものであるように。そして花や植物を見る際に、「おだやか」とか「かわいらしい」とか「凛としている」など、特徴から性格を想像しながら、自分のお宅にどんな性格の植物を配置しようかと考えるのもよい風水行動になると思います。ぜひお試しください。

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