インテリア術風水インテリア

キッチンの風水インテリア術「キッチンの好ましい配置と色合いについて 」

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(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
キッチンはどのお宅にもあると思います。風水では、玄関や寝室に次いで大事な場所と考えられています。食べること=生きること、ということはもちろん、古来より「火」を扱うキッチンは特別な場所としてみられてきました。パワフルな「火」のエネルギーの扱いは家中のエネルギーの循環にも当然影響していきます。今回はキッチンの風水について基本的なことをお伝えしていきたいと思います。これからお引越しや家の購入、リフォームをお考えの方にも参考にしていただけたらと思います。

間取りから見るキッチンのよりよい配置とは?

キッチンは、玄関からまる見えの位置や家の中心にないほうがよい
キッチンは「火」を扱う場所であるため、古来の風水では、玄関近くにキッチンがあると入ってきたエネルギーが燃やされてしまうと考えられてきました。また、家の中心にあるキッチンも、「火」や「水」のパワフルな作用から、エネルギーが乱れやすくなると考えられています。家の中心には何もないことが地に足をつけて生活するためのサポートになるのです。したがって、玄関から丸見えのキッチンや家の中心部にキッチンがないほうが好ましいと言えます。
しかしながら、玄関を入ってすぐキッチンがある間取りは比較的よくみられる間取りです。そうしたお部屋に住んでいたとしても、どうか気をおとさないでくださいね。玄関から丸見えのキッチンの場合は、入ってくるエネルギーがキッチンに影響しないように工夫することを考えましょう。丸見えにならないように美しい目隠しの工夫をしてみて下さい。
家の中心にキッチンがある場合も、障害物なく使い終わったものをきちんと収納し、水気を残さないように留意されるとよいと思います。黄色やベージュなどのキッチンラグなどもバランスを整える上で手助けになると思います。

キッチンが、浴室やトイレと面していない配置が望ましい
キッチンは私たちの栄養を司る場所であるため、浴室やトイレの空気と混在しないようにすることが大切です。浴室やトイレから、キッチンにエネルギーが流れるような感じがする間取りは避けたほうが賢明だと言えます。キッチンはお料理を作りお食事を楽しむことに専念しやすい空間であるように。また、キッチンの換気もとても重要です。

小料理屋の女将さんやバーのマスターのような配置を参考に

キッチンの正面はある程度見晴らしがよく、背中は安定した壁があるような空間のキッチンでは、もっとも作業がはかどるはず。こじんまりした小料理屋さんやバーの主人になったような気分で、お料理やおもてなしを楽しむことができるでしょう。キッチンも仕事場ですから、作業がしやすく、集中しやすい配置であることは大切です。背後に食器棚を配置してもよいと思います。余計なものがキッチンに常時置かれているよりは、使い終わったものを収納するスペースがあることも大切です。実用的な機能性と美しさの両面でキッチンを構成してみてください。

住む人の人生の栄養にも作用するキッチンは、絶対に使うほうがよい!

「キッチンはいつもピカピカにしておきたいので、ほとんど使っていません!」という人がいたらそれはナンセンスだとお伝えしたいと思います。家の機能はすべて使うことによって良い循環が生まれます。家は住む人の延長、拡張機能ですから、使わない機能があれば、その人の可能性においても生かされていないということが起きていきます。
加えてキッチンは栄養を生み出す場所ですから、どの位置にキッチンがあったとしても人生の幸せの側面の栄養と関係していきます。その流れも止めてしまうことのないよう、キッチンはぜひとも活用していただきたいと思います。

キッチンから漂う美味しそうな匂いは、幸せのエネルギーを家中に循環させる
家の中によい気を生むものとして、やさしい風、美しい音、よい香り、木漏れ日などのやわらかな光などがあります。そうした好ましい「ゆらぎ」の中に、お台所から漂うお夕飯の美味しそうな匂いなども含まれます。キッチンの活用は、私たちに懐かしさや優しさ、心温まる幸せな体験や感情を呼び起こしてくれます。日々の煮炊き、キッチンの活用の恩恵はとても大きいということをお伝えしたいです。

キッチンの色使いはフレッシュで元気がでるものがおすすめ

モノトーンやナチュラル系で統一したキッチンなどもおしゃれですが、キッチンにはビタミンカラーなど元気を与えてくれる色合いがあると空間に明るく健康的な「気」が満ちやすいです。五行で考えたときには、「水」や「火」のエネルギーが混在しますから、「土」のエネルギーであるイエローや、「木」のエネルギーである、グリーンをキッチンマットやキッチンツールなどで取り入れてみるのもよいと思います。
お鍋やケトル、布巾などをカラフルなものにしてみると、キッチン全体が明るくなっていきます。整然と片付いているキッチンもよいのですが、お料理をよくしている人のキッチンはさらに素敵です。そうしたキッチンでは、好みで選んだと思われキッチンツールや華やかな布巾などが目に入り、生き生きとした豊かさが伝わってきます。

ゴミ箱の形状やサイズからもいろいろなことがわかります

ゴミ箱は蓋があるものを選んで
キッチンにおけるゴミの扱いはどのようになっているでしょうか。レジ袋をS字フックでいろいろなところにぶら下げている状況があったら、いますぐ改善を。レジ袋が見た目の悪い障害物になってしまっているだけでなく、開いた袋から不浄なエネルギーがここそこで漏れてしまっています。ゴミ箱は蓋があるものを選んでください。

大きすぎるゴミ箱は必要ですか?
蓋つきのゴミ箱があるから大丈夫という方、そのゴミ箱は大きすぎませんか?大きすぎるゴミ箱にしてしまうと、ゴミを溜めてしまう時間が長くなってしまいます。溜まってから捨てに行こうとなりますから、これもよくない風水術になってしまいます。蓋がついている大きすぎるゴミ箱がキッチンの動線の邪魔になってしまっているお宅にもよく出会います。ゴミはあまり出さず、でたらこまめに捨てにいくということを前提に、蓋つきのゴミ箱を選んでみてください。

逆境のキッチンでも大丈夫!

いかがでしたでしょうか。今日は基本的なお話をさせていただきました。現在のお住まいのキッチンが必ずしもよい配置でなかったとしても、逆境と思えるキッチンゆえ、きれいに整える習慣ができたという人や、お店のようなインテリアを参考に「見せるキッチン」にしている達人もたくさんいらっしゃいます。すべては意識次第、そして行動次第です。キッチンのインテリア術のつづきはまた別の機会にお話をしたいと思います。