人生のプラスになる「鏡」の風水インテリア術

癒しの空間

(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

風水で鏡は、「反射する・倍増する」という作用と、「跳ね返す」という作用から、空間の氣(エネルギー)の流れにとりわけ影響をもたらすものとされています。
玄関や浴室や洗面など、どのお宅にも必ずある「鏡」ですが、その鏡の状態によって、自分にプラスになる可能性もマイナスになる可能性もあります。
今回は、人生にプラスになる鏡の選び方、配置の仕方についてお伝えしていきます。単に邪を跳ね返すため、「こんな鏡を買いましょう!」といったお話ではありません。
今お使いになっている鏡の状態をまずは観察していただき、お部屋の風水アップになるヒントがあったら即実行してみてくださいね。

自分を投影する鏡の状態が良ければ、「私は大丈夫!」と毎日パワーをもらえる

鏡は自己投影するもの。毎日映し出された自分の状態に、気分が上がるか、下がるかで、その人の意識や性格、ひいては事象にも影響を与えていきます。

姿見は、全身が余裕をもって入るものを選ぶこと
細すぎたり小さすぎたりする鏡はあまりおすすめできません。なぜかというと、鏡に全身を映そうとすると、猫背で縮こまるような姿勢になるからです。この姿勢は「自信のないポーズ」と重なります。その姿を日々意識に反映させていくのはマイナス。
自信のない自分を意識の中で増幅させてしまいます。実際、風水のコンサルティングでこうした細くて小さすぎる鏡にたくさん出会いますが、同時に、自信がもてない、自分を尊重できない、人を尊重しすぎて自分になかなかスポットがあたらない、といった課題が現れていることがあるのです。
姿見は幅も高さも十分なものを選んでください。
パートナーシップを豊かにしたいという方は、二人がゆったりと美しく入る姿見にすることも効果的です。これは、これからパートナーを求めていく人にもおすすめです。

デザインされすぎて、顔や体が切れたり歪んで見える鏡はNG
鏡のフチが彫刻のようにデザインされていたり、何枚かの鏡が組み合わされているような形状の鏡は、姿を映すものには適しません。頭部が切れて見えるような鏡は、頭痛をもたらすこともあります。
体がバラバラに切れてしまうものや、顔が歪んで見える鏡をお使いになっている場合はご注意ください。そうした鏡をお持ちの場合は、姿見ではなくインテリアとして壁の一部に配置し、観葉植物などを鏡の前に置いてみると美しいものが増幅するのでよいと思います。

壁一面が鏡になっている部屋では疲れと感情の不安定を生む?
モデルさんやダンサーさんなどお仕事で使う場合や、トレーニングルームなどの個室をお持ちの場合を除き、鏡ばりのお部屋は日常の住空間としてはデメリットのほうが多いかもしれません。あらゆるものを倍増させる鏡は情報量が多すぎますから、まずとても疲れます。
また、鏡は五行では「水」のエレメントであり、「水」が多い空間ではメンタルの波も大きくなります。それ以上に一面の鏡をきれいに保つのは非常に大変ですよね。
鏡選びは奇をてらいすぎないことが大事です。そして埃や曇りがないように保つようにしてください。

玄関・寝室の鏡の配置を観察しよう

玄関の鏡はきれいに磨き、映し出している景色が美しいものにする
玄関に鏡は不可欠なものではありませんが、外出時の服装を確認するのに便利なため、玄関にくくりつけの鏡があるお宅も多いと思います。鏡の位置を気にしすぎて、不自然な位置に置きなおしたりすると、かえって障害物になることもあるので、機能的かどうかも大事にしてください。
ドアの正面に鏡があるのは、入ってきたエネルギーを跳ね返すのでよくない、という風水のアドバイスは多くあると思いますが、そのようなレイアウトのお宅の場合にも、鏡の前に観葉植物を配置して、フレッシュさを倍増させつつ、反射する力をやわらかく弱めることも可能です。
鏡は美しく磨いた状態にし、映し出している風景が好ましいかどうかをチェックしてみてください。玄関にあるガラクタが倍増しているのか、一輪挿しのお花やお気に入りのアートが映し出されているのかでは大きな違いになります。

寝室の鏡は寝姿が映らない位置に配置する
ベッドの周りのドレッサーなど、鏡が寝姿を映していたら、鏡の場所を移動するか、寝姿が映らないように鏡に布をかけるようにしてください。寝ている間、私たちは無防備な状態になります。寝姿が鏡に映る状態は運気が下がる、あるいは霊的にマイナスの影響をうけやすいため避けるほうが賢明です。

一つの空間に2つの鏡はいらない
鏡は一つの空間に一つあれば十分なのに、もう一つあることで「大丈夫かしら?」「大丈夫かしら?」と何度も確認してしまいます。これが自信のなさにつながる流れをつくってしまいます。これは鏡だけでなく時計も同様です。

鏡はグラグラしないように配置する
少しの揺れで倒れてしまったりグラグラしている鏡の状態もよくありません。映し出されているあなた自信の状態が不安定で、ぎこちないものになってしまいます。重厚感のある鏡であればより一層しっかりと固定するようにしてみてください。
いかがでしたでしょうか。

自分の姿が美しく映る鏡のある空間は、「私は大丈夫!」「今日の私も最高!」というエネルギーを常に与えてくれますよ。ちょっとしたヒントでお部屋のパワーアップが可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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