くらしの風水運気アップ

願いを叶えたいときは「未来を演出」!?風水効果の興味深い法則


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

成功哲学の名著やベストセラーはたくさんありますよね。『マーフィーの法則』や『思考は現実化する』などは有名ですので、ご存知の方も多くいらっしゃると思います。これからお話する風水における「成功の法則」も、これらで書かれていることと共通点があります。風水では空間にアプローチするので手法こそ違いますが、私たちの深い意識(潜在意識)に働きかけていることは同じだからです。

風水の効果も深い意識との連動によって顕著になっていると感じます。効果につなげるための一つの法則は「未来」に向けて空間を整え、演出するということ。効果につながる事例や手法を聞きたいという人はぜひお読みくださいね。ただし、これさえやれば願いが叶うということでも、やりすぎるほど効果がでるということでもありません。読んでいただいた方にとって好ましいと感じる「未来」がどのようなものか、問いかけていただくことが一つのステップになると思います。

良縁に出逢う・仕事で成功する・合格する・幸せな子離れ…願いが叶った人が実践していたこと

それは、「願いが叶ったように振る舞う」ということ。それをすでに手にいれたかのような気持ちにさせてくれる空間を、ご自宅の中につくっていきます。願い事は神社やお寺でたくさんしているし、お札やラッキーアイテムはたくさんあるという人でも、ご自宅をのぞけば現実や過去のフレーバーが覆い尽くしていて、のぞむ未来に対して何もアンテナがたてられていないというケースはよくあります。意識のアンテナ、空間のアンテナをしっかり立てることで、引き寄せたい未来の流れにアクセスしやすくなりますよ。

良縁を願うなら、一人住まいの寂しさと毎日共鳴することは終わりにしましょう。すでにパートナーがいるかのような空間にしてみて。先に準備することがポイントです。マーフィーの法則の中にもこんなエピソードがありました。医師になる夢を抱きながら、高額な学費を用意することは到底かなわずにいたある若者は、病院で仕事をします。彼は輝かしい実績をもつドクターたちが表彰された額縁を毎日憧れと尊敬の気持ちで丁寧に拭いていました。その様子を見ていたあるドクターは彼をサポートし、医大で学ぶことができるようになりました。そして今では名医になって活躍しているというお話です。大変素敵なエピソードですよね。憧れの医師たちの誇らしいシンボルを目にしていたこと、それを丁寧に手入れするという行動が、彼に嬉しい未来をもたらしたのではないかと解釈できます。お医者さんの誇らしさが感じられる空間に日々触れていたことは流れの牽引に大きく作用したのではないでしょうか。

こうした事例と同じように、私たちも自らの意識と行動で未来の流れを変えていくことができます。これは朗報ですよね。

あなたがのぞむ「未来」に備え、空間を先に整えることがコツ

この風水の法則はとってもシンプル。そうなったかのように先に演出すること。未来の状況に備えて先に空間をつくることで、良き流れを生み出していきます。ここから先は実践編です。愛・仕事・進路・子育ての4つの願いを事例に、空間を演出する風水のヒントをお伝えしていきます。
 

  1. 良縁の流れを強くしたいとき
  2. 仕事で成功する流れを強くしたいとき
  3. 試験に合格したい/試験勉強を捗らせたいとき
  4. 小さいお子さんの自立を促したいとき

良縁の流れを強くしたいとき

素敵なパートナーと出会いたい、パートナーと豊かな暮らしがしたい、という人は、今のお部屋を一人暮らしの想定からパートナーがいる想定に変えていきましょう。まず着手したいのは寝室。ベッドはシングルであってもよいので、枕やクッションは2つ(偶数)にしていきます。そして、ダイニングやリビングのテーブル周りが一人仕様になっていたら、二人仕様に。パートナーが座る位置をしっかりつくっておきます。それに伴い、お揃いのコーヒーカップ、食器などが当たり前のようにあるように。空間にある「独り」を印象付けるアイテムは取り除いていきましょう。

このように変えていくと、例えば飲み物を買うときも、一人で飲むペットボトルではなく、二人で楽しむコーヒー豆やワインなどが準備されていくでしょう。空間を彩るこうしたフレーバー全体が「準備できていますよ」というシグナルになっていきますよ。

仕事で成功する流れを強くしたいとき

ご自宅にお仕事のアイテムを飾ったりすることは少ないかもしれませんが、仕事の成果や評価を上げていきたいと思うときには、空間に仕事に関して「誇らしい」と感じる演出を施すことは有効です。

仕事のライセンス、表彰状、表彰された際の写真や盾などがあれば、丁寧に飾ります。丁寧に飾ることはポイントですね。照明やキャンドルの灯りや草花とセットで飾ってみるのは効果的です。スポットライトがあたるようなイメージをもって、明るい光だけでなく赤系のカラーを用いてみるのもよいでしょう。また、こうしたあしらいは、目線の低いところではなく目線か目線より少し高い位置がおすすめです。上昇していくエネルギーを体感できるような空間にしてみましょう。

試験に合格したい/試験勉強を捗らせたいとき

これから予定されている試験があれば、すでに合格したような気持ちにさせてくれるシンボルを用意します。例えばTOIECの試験であれば、目標とするスコアを書いた通知書を作成して飾ってみます。実際にこの方法によってまさしく記載したスコアを得ることができたという報告もあります。合格通知を模したものをフレームに入れて飾ってみることで、目標に対してより意識的になり、能率があがるという流れを生み出しているものと解釈できます。

人によってこうした手法は合う、合わないがあるかもしれませんが、トライしてみる価値はあるのではないかと思います。そして、この目標設定は、ちょっと背伸びくらいの設定であることも大事です。欲張りすぎないように。また、やりすぎないように。

小さいお子さんの自立を促したいとき

最後は出産から育児の長い過程において、夫婦や家族のバランスをたもちながら、お子さんの自立的な成長をどうサポートしたらよいかというテーマです。願いとしては、お子さんに手がかからなくなり、夫婦仲も円満になるというもの。そのためにまずイメージしていただきたいことは、寝室の「川の字」を卒業することです。日本はお子さんと一緒に寝る期間が大変長く、それは良い面もありますがお子さんの自立や夫婦仲にマイナスの面もあります。

そこで、子ども部屋を「先に準備する」という空間の演出を行います。赤ちゃんの時期から子どもの部屋を先に決めておく、意思決定しておくことで、お子さんの自立を促す流れができていきます。お子さんがまだ小さくても、子ども部屋を決めてインテリアを整えていくようにします。そうすることで、お子さんは自然に自分の空間を認識しやすく、スムーズな自立のサポートになると思います。これは、拙著『幸せな子は、幸せな部屋で育つ:親子の日常をサポートする子育て風水』の中でも詳しく解説していますのでご興味があれば読んでみてください。

いかがでしたでしょうか。

願いや叶えたいゴールに直線的、盲信的になるのではなく、ゴールシーンをまずはイメージし、すでに願いが叶っているかのような空間に身をおくこと、先に空間の準備をすることがコツと言えます。その味付けや強弱は、コラムではなかなかお伝えづらいところもあるため、あえて最後に「やりすぎないこと」をお伝えしておきます。ご参考になりましたら幸いです。

(風水コンサルタント フジワラユカ)