くらしの風水

使われていない部屋を見直すことは、あなたの人生の新たな可能性にアクセスすることにつながっている!


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
この1年余り、新型コロナ感染症の流行によって、新しい暮らし、新しい働き方について誰もが考えるようになりましたね。家の中で過ごす時間が増えることにより、先送りにしていた家の課題を解決しようと思う人も増えていると思います。それは風水の面からみたときには好ましいことです。
今回は「使われていない部屋」に着目してみます。余っている部屋があるなんてうらやましい…という気持ちを抱くかもしれませんが、部屋であれ、モノであれ、資産であれ、活用できないものを保有するのは案外負担が大きいものです。エネルギーの流れで見ても、滞りを生み、重たい感覚になっていきます。

「幸せが手に入らない」「自分らしい人生を生きられていない」と感じたら、家の中にも使われていない空間があるかもしれない

私たちが暮らす家(部屋)は、私たちの肉体の延長上にあり、拡張機能として相互作用しています。それは自宅の空間が私たちの生きる環境になっているからです。その環境を形作っている私たち自身の状況はお部屋の状況と合わせ鏡になっているため、部屋と運気が関係しているわけなんですね。
そして、間取りを包み込むように、あらゆる人生のテーマ、幸せのテーマをサポートするエネルギーが流れています。ですから、間取りに大きな欠けがあったり、欠けがないのに使われていない部屋があれば、人生の一部によりよいサポートが得られづらくなる可能性があります。
とくに、使われていない空間があるということは、その人の可能性に対して目をむけられていないということでもあります。自分の才能、自分の個性、自分の人生の未開の部分に気付くチャンスかもしれません。「幸せが手に入らない」「自分らしい人生を生きられていない」と感じるとき、家の中に使われていない部屋や空間がある可能性があるので、チェックしてみてください。

使われていない部屋の3大ケースの状況解説&風水を高めるヒント

使われていない部屋や空間というのは、他の部屋や空間に比べて愛情が注がれていません。意識の外におかれています。まずは意識をリセットし、止まった空間を生きた空間に変えていきましょう。以下、使われていない部屋としてよくある3つのケースについて風水を高めるヒントをお伝えしていきます。

  1. 物置になっている
  2. 部屋の主が不在のままの状態になっている
  3. 空き部屋になっている

1.物置になっている場合

物置になっているお部屋はとても多く見られます。お子さんが巣立ったり、ゲストルームだったり、何かの用途で使う予備のお部屋として考えている場合など、物置になりやすい傾向があります。物置として使い始めると、モノはどんどん集まり、しまいには「あまり見たくない部屋」になっていきます。「ここは愛すべき物置なんです!」と自慢いただけるお宅にはまだ巡り会えていません(笑)。居室を物置にしてしまうのは、どこかネガティブな気持ちを伴ってしまいます。

使ってもらえていない部屋、障害物がたまっている部屋は滞り、その場所には好ましいエネルギーが循環しづらくなります。まずできることは、カーテンや窓を毎日開け、換気をしましょう。それだけでも効果はあります。そして、入口周りから、障害物を取り除いていきましょう。ドア周りを自由にすることはとても大事です。そして、床に直置きしている荷物の収納場所を考えていきましょう。手放していくものは、使う予定がないもの、壊れたもの、見たくないものを優先して。お水や食料や日用品の買い置きなどは、しばらく控えておけばモノのスペースは小さくなります。こうしたメンテナンスを続けていくと、積極的に保管したいものが見えてきます。たとえばワインのコレクションとか、趣味の道具など。そうなったとき、そのお部屋は物置ではなくなっていきます。新しいエネルギーが入り始めていくと、そうした新たな可能性に気づき、動き出す感覚を味わうことができますよ。

2.部屋の主が不在のままの状態になっている場合

お子さんの進学や留学、ご家族の単身赴任などで家を空けている期間もあると思います。そうしたケースでは、部屋の主が不在のままお部屋を維持することになると思います。いずれ戻ってくるお部屋の主を待つ間、手をつけずにおいておくのが一般的ですが、「開かずの間」になることは得策ではありません。部屋のエネルギーが古いまま時を止めないようにすることが大切です。

あるクライアントさんには留学中の娘さんがいらっしゃったのですが、風水のアドバイスをうけ、今は不在の娘さんのお部屋を久しぶりに大掃除してみたそうなのです。するとすぐに娘さんから久々に連絡がきて、自分の部屋を掃除してみたの!と母親にオンラインで報告されたそうです。片付けが得意ではない娘さんの暮らしが心配だったそうなのですが、遠隔で娘さんのお部屋を掃除したところ、同時に留学中の娘さんにも影響を及ぼしたというエピソードです。とても興味深いと思いませんか。これは離れたご家族との関係性を常に好ましくリフレッシュさせていくときにも役立つ行動になります。お部屋に流れる時間を止めないように、こまめに換気とお掃除を心がけてみてください。花を飾るなどもとてもよい方法です。

3.空き部屋になっている場合

殺風景なお部屋では、寂しい感じがしますよね。本来ならばあるはずのものがない、という感覚を与える空間は、自分の可能性に対しても期待値を下げてしまうでしょう。「自分の人生はこのくらいでよいのだ」「そこそこでよいのだ」などという気持ちにならないためにも、自分の空間のすべてにおいて、ワクワクしたフィーリングをもたらすようにします。

最近はリモートワークの空間にしたり、副業を始める空間として、使っていなかったお部屋を再生させる人も増えているようです。とてもよいと思います。空間を準備することは、その方向に流れをつくる早道。自分の椅子、テーブルに加え、お気に入りの照明やラグを新調してみると、一気にお部屋として息づいていきます。これといってやりたいことが見つからないという方も、エネルギーがたまるラグやマットなどを購入し、座る場所を決め、新聞や本を読んだり、動画をみたり、音楽を聴きながらストレッチしてみたりしてみてはいかがでしょうか。しばらく好きなことをしながら滞在することで、空間と自分がつながりやすくなっていきます。わんちゃんのマーキングではないですが、自分の居場所としての一歩を踏み出してみてください。

いかがでしたでしょうか。
使われていなかった空間が有機的に使われ始めると、新たな興味、新たな縁、新たな期待を運ぶエネルギーともアクセスしやすくなっていくと思います。どんな変化を感じられるかとても楽しみです。ぜひ参考になさってみてください。

(風水コンサルタント フジワラユカ)