今年は「窓まわり」が肝心、新たなエネルギーをいち早く取り込もう

2020年を振り返ってみると、1月に武漢で新型肺炎発生、2月にクラスターが発生したダイヤモンド・プリンセス号が停泊、4月に緊急事態宣言。夏に予定されていた東京オリンピックは延期となり、世界を見渡せばジョンソン首相やトランプ大統領も感染するという驚きのニュースも。ずっと自粛生活が続く一年でした。こうした世界的な感染拡大により、物質的な豊かさから、個人の価値観における豊かさを創造していく時代に向かう流れができてきました。
今回は、読者の方がいち早くご自宅によい氣を取り入れていただくことができる準備となる、風水行動についてお話したいと思います。

内向きのエネルギーで停滞している家の緊張をほぐし、良い循環をもたらしましょう

＃おうち時間、＃リモートワーク。会社員の方には在宅勤務が増えた方もいらしたかと思います。私の仕事も大半はリモートワークなりました。子どもたちは春には学校が休校になりましたし、大学生に至っては一年を通じてオンライン授業がメインとなり、友だちに会えない、友だちができない、という悩みも聞かれました。その反面、家の中は三密となり渋滞傾向にあったのではないかと思います。

外に出る危険性から家で過ごすことが多くなった一年。風水の目でみてみると内側に向かう「こもりがち」なエネルギーが生まれました。災害などで避難しているときも似通ったエネルギーが生まれます。災害時に久しぶりにお風呂に入れた人が、新しく前向きな気持ちになれたとおっしゃるように、家も一度緊張をほぐし、外に向かって前向きな気持ちを生むようにリセットしましょう。

2021年新しい世界や縁にアクセスするために最初に行いたい開運行動

コロナ禍で溜まっている「内向きのエネルギー」や「緊張」をほぐすために、家にもお風呂に入りストレッチするようなことをしてあげることが有効です。以下の４つの方法をぜひ試してみてください。
 

順にご紹介していきます。

1.普段開けていないカーテン、窓がないかをチェック

家中の窓という窓をすべてチェックします。窓もカーテンも開閉する位置は均等ではないため、閉めたまま、あるいは、開けたままになっている窓やカーテンがあるはず。無意識に見ていない場所はその人の心理的なブロックとつながっている場合もありますし、単に可能性に気づけていない場合もあります。いずれにしても家はその人の相似形ですから、すべて均等にチェックし、開閉してみましょう。すべて「開閉しやすい」環境に整えられたらOK！

2.窓周りの水掃除で視界をクリアにし社会とのつながりをリセット

次は窓まわりの水掃除です。できましたらホースを出して窓やベランダ・バルコニーの壁面と床面、そして窓と網戸とサッシの汚れを水の力で落としましょう。窓面がクリアになると社会との関係性もクリアになっていきます。それだけでなく、家も人と同じように、久しぶりにお風呂に入れたときのようなスッキリ感と心地よさを味わっています。窓まわりの水掃除は心理面でも現象面でもよいリセットをもたらすおすすめの風水行動です。

3.氣の入り口である玄関を徹底的に拭き掃除する

家の中をめぐる氣は、玄関から入ってきて窓に抜けていきます。窓のお掃除と玄関のお掃除はぜひセットで行ってみてください。良い流れがどんどん入ってくる玄関にするためには、赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらい床面も丁寧に拭き掃除をするとよいのです。また、玄関ドアは案外掃除をし忘れてしまう場所。ドアの内側外側、ドアの外周すべての面を綺麗に拭いてみて。

4.家中の居室のドアが１００％開閉するかをチェック

玄関も窓も水で汚れを流しすっきりとしたところで、もう一つやっていただきたいのは、家のお部屋のドアのチェックです。全てのドアの開閉を邪魔している障害物、ドアにぶら下がって開閉をしづらくさせている障害物がないかを確認してください。ドアが１００％スムーズに開閉できればOKです。これはお風呂上がりのストレッチのようなもので、コロナ禍の緊張で凝り固まった体をほぐすような効果をもたらします。こうすることで家の中へ美しい流れがよりスムーズに巡っていくベースができていきます。

いかがでしたでしょうか。家も疲れています。汚れを落とし、緊張を解いて健康的な状態にリセットしましょう。ご参考にしていただき、新しい年良いスタートを切っていただけましたら嬉しいです。