ウォークインクローゼットのリフォーム費用はどれくらい？間取りや失敗しないためのポイントまで解説

「ウォークインクローゼットのリフォーム費用はどれくらいかかる？」
「ウォークインクローゼットのリフォームで後悔しないためにどうすればいい？」

ウォークインクローゼットをリフォームしようと思っても、費用や後悔しないか心配な方もいるでしょう。そこで本記事では、ウォークインクローゼットのリフォーム費用や失敗しないためのポイントを解説します。

ウォークインクローゼットを設置して、後悔しないためにもぜひ最後までお読みください。

ウォークインクローゼットのリフォーム費用

ウォークインクローゼットの費用は、リフォームする範囲によって異なります。リフォームすることが多い事例ごとに解説します。

棚を設置する場合

ハンガーラックや棚だけを設置する場合、比較的リフォーム費用が抑えられます。ハンガーラックを設置する費用は、20万円程度です。一方、備え付けの棚を付ける費用は、40万円前後かかります。

押入れをリフォームする場合

押入れをウォークインクローゼットにリフォームした場合、簡易的な棚を備え付ける場合は25万円前後です。また、備え付けの棚を作り込むには、50万円前後かかります。

押入れをウォークインクローゼットに変える場合、和室を洋室にリフォームするケースもあります。和室から洋室へリフォームする費用は、15～35万円前後です。

部屋をリフォームする場合

使っていない部屋をリフォームする場合、和室と洋室で費用が異なります。和室にウォークインクローゼットを設置する場合、かかる費用は以下の通りです。

・簡易的な棚を備え付ける場合は30万円
・備え付けの棚を作る場合は60万円

一方を洋室をウォークインクローゼットにリフォームする場合、和室よりも費用が抑えられます。

・簡易的な棚を備え付ける場合は25万円
・備え付けの棚を作る場合は50万円

あくまでウォークインクローゼットへのリフォームの費用は目安です。詳しい費用を気になる場合はリフォーム業者に問い合わせてみましょう。

ウォークインクローゼットの間取りの目安

ウォークインクローゼットの間取りは、収納量や使い方によって異なります。まず、ウォークインクローゼットに必要となるスペースとおすすめの大きさを解説します。

2畳

ウォークインクローゼットを設置するには、2畳以上のスペースが必要となります。以下のアイテムを設置して、動きやすいスペースを確保する必要があるためです。

2畳のウォークインクローゼットは、夫婦2人分の収納におすすめです。壁の左側と右側に夫婦それぞれ所有物を分けて収納すると、管理しやすいでしょう。ただし、クローゼットの中で着替えるには、少し狭いかもしれません。

3畳

夫婦二人の収納場所と着替えスペースを確保したい場合は、3畳がちょうどいいでしょう。また、子どもの荷物を大人の半分と計算すると、夫婦2人と子ども1人の収納スペースとしてもちょうどいいでしょう。

4畳

夫婦2人と子供2人の家族は、4畳のウォークインクローゼットがおすすめです。玄関先にキャンプ用品やゴルフグッズなど、かさばるアイテムの収納に向いています。

3～4人の家族の荷物をすべて収納するファミリークローゼットとして、利用するのにもおすすめ。細長い空間を作り壁面に長いパイプをつければ、子どもが大きくなっても収納できるだけの場所を確保できます。

リフォームで失敗しないためのポイント

ウォークインクローゼットを設置して、後悔する方も少なくありません。リフォームで失敗しないために、以下の2つのポイントに注意しましょう。

生活動線に注意する

生活スタイルに合わせて、ウォークインクローゼットの設置場所を検討することが大切です。朝起きてすぐ着替えるようにウォークインクローゼットを設置するにもかかわらず、玄関近くにリフォームしてしまっては、生活動線に合わず使用できなくなります。

自分がどのようなタイミングに使うのかを考えて設置しましょう。また、クローゼットにアクセスしやすいように廊下とつなげて設置することをおすすめします。

湿気に気を付ける

ウォークインクローゼットは収納しているアイテムが多く、ドアを閉めている時間も長いため、湿気がこもりやすくなります。そのため結露を発生し、カビや虫が発生する可能性があります。

特に日の当たらない北側に設置する場合は、リフォーム業者に換気や設備の設置について相談しましょう。

窓を設置すれば、外の空気を取り入れて換気できます。しかし、窓からの日差しによって衣類が日焼けすることも考えられるため、遮光カーテンやブラインドなどを用意することをおすすめします。

まとめ

ウォークインクローゼットのリフォーム費用は、押し入れや部屋などリフォームする範囲によって異なります。またクローゼットの間取りは、生活スタイルや家族の人数によって検討しましょう。

リフォームで失敗しないために、ウォークインクローゼットの設置場所は、生活動線と湿度を考えてから設置することが大切です。