中古マンションは“購入”と“賃貸”どちらがお得?
マンションの購入をご検討されている方にとって「購入するか賃貸するか」という点は悩みどころです。
確かに、この選択一つで今後の数十年先まで影響を受ける可能性があります。
今回は、中古マンションを対象に購入と賃貸それぞれのメリットを見ていきます。
双方を比較しつつ、参考になさってください。
■購入する場合のメリット
●ローン完済後に資産になる
中古マンションを購入した場合の最大のメリットは、ローン完済後に資産になるという点です。
定年を迎える時までにローンが完済しているなら、住宅に関する出費を抑えることができます。後は管理費と修繕積立金を支払うだけで良いのです。
出費を抑えることができるため、老後を安心して暮らすことができるでしょう。
●間取りの変更やリフォームが可能
中古マンションを購入した場合には、家族のライフスタイルに応じて間取りを変更したり、バリアフリー仕様にリフォームしたりできます。
賃貸の場合には家族構成などに部屋の数が見合ってないと感じてもリフォームできないため、間取りの変更やリフォームが可能となることは大きなメリットだと言えます。
●長期的に見れば賃貸より安い
中古マンションの購入は、賃貸とは異なり頭金が必要となります。
ですが数十年先まで同じ住居に住む場合は、購入したほうが賃貸よりも全体の費用を安く抑えることができます。
■賃貸する場合のメリット
●頭金や入居時のリフォーム代などの初期費用が必要ない
賃貸の場合、礼金や保証金などがかかりますが、購入時のような頭金や入居時のリフォーム代のような初期費用を必要としません。
購入よりも気軽に居住場所を決めることができると言えるでしょう。
●固定資産税がかからない
マンションを購入した際、新築・中古を問わず建物と土地の所有者となるため固定資産税を支払う義務があります。
賃貸の場合は、家主が土地や住居に関わる税金を支払います。
●住み替えや引越しがしやすい
子どもが大きくなったり、出産などで家族が増えたりした場合、引越しを考えることがあります。
賃貸の場合には、気軽に引越しを検討することができます。
しかし一方でマンションを購入している場合には、ローンなどのことを考えるとなかなか決断できないでしょう。
●メンテナンスや災害時などの修繕を行う必要がない
災害が起こった場合、特に地震などで購入したマンションが全壊した場合でも住宅ローンの返済が免除されるという制度はありません。
こうした状況を考えると、賃貸は修繕リスクを背負わなくても良いという面でメリットとなるでしょう。
購入と賃貸それぞれに、メリットと注意点が混在しています。
一つの基準として、ご自身の家族構成や将来のライフスタイルを考慮してはいかがでしょうか。
今後出産や親の介護といった居住人数が増える予定があったり、仕事などの都合で転勤予定がある場合にはフットワークを軽くするためにも賃貸を選ばれることをオススメします。
一方で老後の住まいのことを考えると住居費を考えなくても済む購入が安心です。
購入か賃貸か、これから住むマンションを選ぶ際には数十年先のライフスタイルを念頭に置いた上で検討して考えていくことをオススメします。
マンションの購入・賃貸の選択に後悔しないたにも上記の検討ポイントを参考にされてはいかがでしょうか。
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