インテリア術

ブルーが好きな人のための風水インテリア


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
「ブルーのお部屋はよくないと聞くのですが、ブルーのインテリアにしたいのです。どうしたらよいでしょう?」といった質問を最近いただくようになりました。インテリアに対し能動的に考えておられる人が増えているのはとてもよいことです。青はかつての日本家屋にはあまり見られなかった色。ですが、もともと日本は海に囲まれた国。深い意識の中ではブルーを愛する気持ちがあるのではないかと感じます。サッカー日本代表のチームカラーもブルーですよね。今回はインテリア感度をますます高めていただくためにも、ブルーを住まいに効果的に取り入れていただくためのポイントについてお話ししていきます。

ブルーは多用するとメンタルにネガティブな影響を及ぼす

ブルーは「水」の色を表します。水色、青、紺、黒、ダークグレーあたりの色は陰陽五行の五行(自然界にある5つのエレメント)で「水」の色として観ていきます。「水」の性質は、適度であれば「潤う」「清涼感」などよいイメージですが、多すぎると「冷たい」「流される」「溺れる」というイメージになるため、室内においても青系が多い空間では、冷たさ・寂しさ・わびしさを感じやすくなります。水が悪いわけではなく、「多すぎる水」がよくないということなのですね。水の中は不安定ですので、水のカラーで統一された部屋で眠っていると、冷たさ・さみしさ・不安定さを無防備に浴びていくことに。そのため寝室はとりわけ要注意なのです。

もしも男の子の寝具はブルーという思い込みがあったら手放してみて。海外の子ども部屋のインテリアを覗いてみると、イエロー、グリーン、オレンジ、パープル、オフホワイト、シルバーなど多様な色が取り入れられています。色だけでなくモチーフも豊か。お子さんの場合は無地やストライプよりも好きな柄のある寝具のほうが楽しい波長が広がるのでおすすめです。

ブルーをセンスよく取り入れ風水UPさせる4つのポイント

ここからは、ブルーを怖がらず、好みのお部屋にしていただくためのインテリアのヒントをお伝えしていきます。ブルーが本来もつ「潤い」や「清涼感」を際立たせるのは、「水」とバランスする「土」の要素が重要。名脇役になりますよ。
 

  1. 壁は小さな面1つだけ・あるいはブルー系の壁紙を用いる
  2. ブルーを起用するときはベージュ・イエロー・カーキと組み合わせる
  3. ブルーを起用するときは素焼きの陶器・レンガと組み合わせる
  4. 水回りにブルーはワンポイントにとどめる

それでは詳しく説明していきます。

1.壁は小さな面1つだけ・あるいはブルー系の壁紙を用いる

新居の購入やリフォームの際にブルーを取り入れたいときは、壁の小さな一面だけお好きなブルーの壁紙にしてみてはいかがでしょうか。ベッドの背面がくる壁なども一面であれば心配はないでしょう。そのほかの壁がオフホワイト、ベージュに近い白であれば温かみも加わるのでバランスもとれていきます。壁紙を選ぶときは、ネイビーや黒ではなく、少し砂色が混じったようなブルー、青空のような明るいブルーのほうがよいと思います。青系でも明るくやさしいカラーのほうがメンタルにも明るさを与えてくれます。

最近は壁紙の上に貼ってはがせる壁紙も出ていますので、DIYしてみるのも手ですよ。白い壁にコントラストができるとお部屋の印象はがらりとセンスアップします。とくに「乾いた印象」のお部屋であれば、ブルーの壁紙が一面加わるだけで潤いを体感できます。

2.ブルーを起用するときはベージュ・イエロー・カーキと組み合わせる

ブルーの壁紙、ブルーのソファ、ブルーの家具だけでなく、黒で統一されているインテリアも「水」が多い空間です。大きなテレビやオーディオ、PC周りなどはとかく黒が多いですよね。その時にはイエローやベージュのラグやクッション、アートと組み合わせていくと、風水のバランスもとれ、かつモダンな印象になります。ブルー&イエロー/ベージュ、ブラック&イエロー/ベージュの組み合わせは海外のインテリアでもよくみられる人気の組み合わせ。「水」と「土」のハーモニーに観葉植物をあしらうなどするとお部屋の氣もさらに高まりそうです。

3.ブルーを起用するときは素焼きの陶器・レンガと組み合わせる

ブルーと相性のよいインテリアとして、テラコッタ、レンガ、素焼きのアイテムなどもおすすめです。土のアイテムとして素焼きの陶器やレンガは自然界のエレメントそのものを感じることができる素材ですので大変パワフル。たとえば中近東のブルータイルとテラコッタの鉢カバーに入れた観葉植物などを合わせれば美しい空間が出来上がります。オリエンタルリゾートのような雰囲気に。広い玄関やベランダ/バルコニーなどにも向いているインテリアです。

4.水回りにブルーはワンポイントにとどめる

キッチン、浴室、トイレにはすでに「水」がありますので、ブルーのインテリアは多用しないように留意しましょう。こうした水回りにはワンポイントのブルーの起用がおすすめです。キッチンであれば、琉球ガラスのブルーの一輪挿しや、水差しとしてブルーボトルを置くのはいかがでしょうか。浴室であればブルーのクリスタルの置物、香水瓶やアロマのボトルなども美しいですね。トイレは青空のある風景のミニアートなど自然に絡めたものを。
水回りには青い壁紙やラグなど面積の多いインテリアはバランスを崩すため避け、小さく印象をひくような美しいブルーを配置してみてください。

いかがでしたでしょうか。
何事もやりすぎは避け、バランスをとることがポイントです。ブルーを怖がらずセンスよく効果的に取り入れてみてくださいね。

(風水コンサルタント フジワラユカ)