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風水コラム ライフステージ別の風水① |「結婚〜家族が増える」ステージでは部屋割りが肝心!


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

生まれてから死ぬまで、暮らしを共にする人は変わっていきます。子どもとして生まれ、親になり、祖父母になり…という20〜30年単位の変化だけでなく、転勤、離婚や再婚、子どもの巣立ちなど5〜10年単位で家族構成に変化が生じます。そして、こうしたライフステージに合わせて住まいを新たにしていくことは、人生の流れに豊さをもたらす秘訣。
今回から「ライフステージ別の風水」というテーマで、人生の転機や環境が変わるタイミングにおける住まいのヒントをお伝えしていきます。最初は、出産前後のステージについて。家族が増えるタイミングでの部屋割りは非常に大切ですよ。

夫婦の寝室は最優先に整えることが円満の秘訣

結婚後の新居は二人の新生活のために整えますよね。その後、出産を機にお部屋の中は一転してお子さん色に染まっていきます。もちろん嬉しい変化ですが、その流れを持ち越してしまうと、お部屋はお子さんのフレーバーに支配されすぎてしまい、夫婦のパートナーシップには黄色信号が点滅する可能性があります。

夫婦の寝室はお子さんの誕生によって失われないようにしてください。メインベッドルームは6畳間くらいでもダブルサイズのベッドは配置できます。ヘッドボードをしっかりとした壁に向け、左右均等に空間を取れるように配置できるお部屋であればOK。お布団の場合でも同様です。柱が出ている、窓が多い、細長すぎる部屋の場合は、面積がある程度あったとしてもメインベッドルームに相応しいベッドの配置が取れないことがあるので留意してください。お子さんが生まれると夫婦の寝室はおざなりになりがちですが、ロマンティックなムードを意識して整えておくと、長く続く夫婦円満のために大いにプラスです。

子ども部屋は先に準備し、川の字は早めに卒業する!

お子さんが生まれると「夫婦が家族になってしまう」という事象が起きます。それはそれで幸せなことですが、欧米で見かけるご年配のご夫妻のように、いつまでも仲良しでいられたら素敵ですよね。
小さいお子さんがいらっしゃる場合「川の字」でお休みになっているお宅が多いですが、お子さんが一人で眠れないからという理由の他に、子離れが難しいという理由もあるようです。その頃には夫婦の愛情面、パートナーシップに課題が生まれていることも。そうならないために、お子さんが生まれたら、あるいは生まれる前から、お子さんの部屋を準備しておくと良いのです。「川の字」はいっときだけという認識を夫婦間で共有し、お子さんの部屋を決め、少しずつ子ども部屋を準備していくと、「川の字」を自然に卒業するできる流れができます。これはお子さんの自立と夫婦のパートナーシップの両方を優先できる秘訣ですので是非とも参考にしてみてください。
子ども部屋はまずは1つ準備するので良いでしょう。第二子が誕生した時には、二段ベッドを中央に配置してそれぞれの空間を作ることも可能です。部屋数が多いお部屋に前もって引っ越す必要はありません。

共用部分は「みんなの場所」という秩序を作る

お子さんが増えるステージにおけるポイントの3つ目は、共用部分の境界線をしっかり認識するということ。共用部分とは、リビング・ダイニング・キッチン・浴室・玄関周りなど。とりわけリビングやダイニングは家族が揃ってくつろいだり食事をしたりする団欒スペースですから、子ども部屋の延長にならないようにしたいものです。そのために、リビングでお子さんを遊ばせる時には、テリトリーラグ(お子さんが座って遊べる広さのミニラグやクッションでも良い)を用いると効果的。お子さんにとっても安心感が生まれ、リビングの秩序も保てます。また、リビングで遊ぶ時にはおもちゃを持ち運びできるタイプの収納(車輪がついて移動できるものなど)を選ぶと、撤収も簡単で、お片付けの習慣づけにも有効です。夜になればリビングもダイニングもお子さんのものが散らかった状態ではなくきちんと片付いた団欒の空間にしておくこと。そうした毎日のメンテナンスができると、お部屋は順調に人生の味方になってくれると思います。

(風水コンサルタント フジワラユカ)