ドアを開けた時が勝負!素敵に運気アップする玄関インテリア

運気アップ!

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

誰かの家を初めて訪れるとき、家の中の様子がわからず緊張した経験はありませんか?ドアが開き玄関の様子が見えた瞬間、安心する場合もあれば、緊張する場合もありますよね。そう、その瞬間に私たちは玄関からたくさんの情報を五感で感じ取っています。運気と呼ばれる“氣”の作用も私たちの第一印象に近いと考えることができます。当然、第一印象で「素敵!」と思える玄関によい運気が集まります。

私は風水の専門家になる以前から、仕事で多くのお宅を訪問する機会がありました。日本のみならずアメリカの子育て世代のお宅も数多く訪問しました。。面白いことに、ドアを開けたときの印象と家全体の印象はかなり重なっていることにも気づきました。玄関の印象をよりよくすることは家全体によい運気をたくさん招き入れるために重要なだけでなく、運気アップの近道であると感じています。今回は家の印象を最初に作る玄関ホールの風水インテリアについてお話していきます。

第一印象が肝心!幸運をもたらす美しい玄関ホールとは?

美しい玄関ホールとは、一言でいうと、「明るい・爽やか・清潔感がある」こと。この3つの要件は玄関の古さや広さに関わらず演出できるものです。『人は見た目が9割』というベストセラー本がありますが、玄関も同じ。第一印象で美しいと感じる玄関には、それに応じた氣が共鳴して入ってきます。それが開運、幸運として感じられる事象に結びついていきます。明るいことはとても大切。玄関の照明器具は太陽光に近い色で、なるべく明るいものを選んでみて。余計なものや汚れがなく、良い香り、爽やかな風が通り抜けるような玄関を意識して整えてみましょう。その上で「美しいアート(絵画やオブジェ)+草花」を配置すると、玄関がより幸運を招き入れるおもてなしの空間になりますよ。詳しくは後半で玄関のお悩み別に解説します。

玄関も見た目が9割!あなたの運気を下げているのはこんな玄関ホールかも?!

言うまでもありませんが、「暗い・汚い・障害物が多い」玄関ホールは運気を下げます。そんなことは知っている!と思われるかもしれませんが、無意識に「暗さ」に慣れていたり、氣の通り道をふさぐ「障害物」を配置していたりするものです。運に恵まれていないと感じたら、一度玄関を初期設定してみましょう。玄関ホールにあるものを取り除き、何もない状態にリセットします。次に玄関の拭き掃除を行い新鮮な風を通してみます。あらためて玄関に立ち家の中を見渡してみると、家の中を流れる氣の質が変わったことを実感できると思います。これは運気を変える大変効果的な方法です。加えて玄関ホールの照明の電球を新しいものに変えてみることも有効ですよ。

玄関ホールのインテリア・6つのお悩み別アドバイス

玄関からまっすぐの廊下/玄関正面に窓が見える

玄関から窓が見えるお宅は「漏財宅」と呼ばれる間取りで、文字通り財運が入ってきても流れ出てしまう傾向にあります。廊下が細長いほど玄関から窓に向かって直線的な空気の流れが生じるため、お金がすぐに出ていってしまう感覚だけでなく、時間が速く流れていく、せわしない感覚になりやすい間取りと言えます。しかし、こうした間取りは割合一般的で、風水の対策をすることで問題は防げます。

効果的な風水インテリア対策の一つめは、正面の窓の前に背の高めの観葉植物を配置すること。観葉植物がやさしく氣を受けとめ、溜める(=貯める)役割を果たしてくれます。廊下とリビングの間にドアがあればドアを閉めるようにすること、なければ暖簾などをかけることも対策になります。2つ目は廊下の風水インテリアです。細長い廊下には“速く険しい氣の流れ”が生じるため、廊下の壁面に視線が蛇行するようにアートを飾ってみましょう。ゆるやかな流れの空間に変わります。加えて、フローリングの床面に廊下専用のロングカーペット(ラグ)を敷くことも大変有効です。カーペットやラグのふかふかとした性質が流れをゆるやかにしてくれます。壁面のアートとロングカーペットによって空間は大きく印象が変わりますよ。センスよく豊かな印象の玄関ホールになると思います。

玄関正面に階段の上り口が見える

戸建てのお宅で、玄関に入ってすぐに階段の入り口が見える間取りは、一階のフロア全体に氣が循環しづらいという意味で凶相と言われることがあります。家のすみずみまで新鮮な氣が届かないのは困りますよね。そうした場合は、まずは一階の動線となる廊下に十分な明るさを保つこと。明るい照明で氣を一階のフロア全体に誘いましょう。また、階段の入り口の床にマットを敷くことも有効です。ベージュやイエローなど「土」の色に近いマットにすると地に足がつきやすい落ち着いた空間になりやすいです。スペースがあり動線の障害にならなければ階段脇に観葉植物を配置することもよいでしょう。

玄関近くにトイレ・浴室がある

玄関近くにトイレがある場合、不浄な空気が玄関ホールに流れないようにすることが最も大切です。こまめに掃除をし、トイレの蓋を閉め、ドアを開けたままにしないこと。浴室の汚れにも気をつけましょう。玄関に澱んだ水の悪い氣が及んでしまうので良くありません。毎回使い終わったら掃除をし、水滴をとり、よく乾燥させましょう。また、バスマットと玄関マットを共有するのはよくありません。玄関ホールには玄関マットを配置し、バスマットが玄関ホールに放置されないようにしましょう。

玄関が狭いけれど風水で工夫できることはある?

玄関が狭く何もできないと感じる場合には、玄関ホールの天井と床面に着目してみます。印象的な照明に変え、玄関たたきにレンガやタイル柄のフロアマット(シート)を敷いてみるだけで、空間の印象は大きく変わります。センスアップした玄関ホールに気持ちも上がりますよ。玄関ホールの照明には小さなシャンデリアのようなものやステンドグラスのようなものもよいですね。玄関の印象を格上げしてくれます。天井に美しい光の模様ができる照明などもよいと思います。好みに合わせて選んでみましょう。タタキ部分に敷くフロアマット(シート)は色柄も豊富にあるため、ホームセンターやネット通販で探してみるのも楽しいと思います。

古い印象の玄関、センスよく運気アップするには?

古い家なのでおしゃれな玄関とは程遠い…と思っている方には、“古さ”を武器にした風水インテリアをおすすめします。古い印象の玄関でも、余計なものを片付けて掃除をしっかりすれば古さが逆に“統一感”になります。レトロという雰囲気にも。そうした玄関に配置すると良いものは、古さの対極にある「新しさ」があるもの。「現代アート」のような新しく近未来的なものがよいでしょう。和風な焦茶色の玄関ホールに、真っ赤な現代アートのオブジェ、または、幾何学模様やデジタルをモチーフにしたアートなどを飾ってみると非常に新しい印象の玄関になります。こうした対極にあるものを用いることはまさに風水の「陰陽」を取り入れる手法。互いの個性を引き立て合うような空間になります。目を弾くような魅力的な玄関ホールに様変わりするかもしれません。

同系色で地味な印象の玄関、何を配置すればいい?

片付いてはいるけれど、全体的に地味で殺風景な玄関ホールになっている…というお悩みはよく聞かれます。第一印象で「地味」と感じられてしまうのは残念ですよね。一番よくあるのは全体的にベージュ系の玄関ホールでしょうか。同系色でそろっていると安心感は味わえますが、一方で保守的な傾向になります。人生に新たな楽しみや縁を見出しにくくなるのはもったいないことですよね。こうした地味な玄関ホールも風水インテリアで改善できます。

全体的にベージュっぽい空間には、ブルーやグリーンのインテリアを加えるとバランスがよくなります。アートでも植物でも玄関マットでもよいですよ。全体的に白っぽい空間には、ブルーや黒、赤系のインテリアを。全体的にこげ茶っぽい空間には、白や赤系のインテリアを加えてみましょう。空間の色合いのコントラストによってワンランクアップした素敵な玄関ホールになりますよ。これは空間の「五行」のバランスを整える風水の手法。氣が心地よく循環することを助ける風水インテリアです。

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