風水コラム・秋らしい部屋③|「実りのパワー篇」豊かなエネルギーを集めるにはこのアイテムをプラス!
(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
収穫の秋、食欲の秋、学業の秋…と言われるように「秋」は物事が実る季節。皆さんの無意識の中にも「実り」のイメージ、ありませんか。太陽の光を浴びてキラキラと輝く稲穂や麦の穂、たわわに実る果物を収穫するイメージなど。私たちの深い意識の中には「実り」の豊かなイメージがすでに存在しています。ですから、こうした「実り」のパワーを室内にとり入れることで、豊かさとの共鳴が起こりやすくなるのです。物事を実らせたい、実るような豊かさとつながりたい…、と願う方はこの季節、実りのパワーを感じられるインテリアに変えて風水の恩恵を得てみませんか。
キッチン:「秋の果物を飾る」「家庭菜園」は超おすすめ!
果物は古代から洋の東西を問わず豊かさの象徴として親しまれていました。イタリア・ナポリの世界遺産、ポンペイの遺跡では、食卓に盛られた美味しそうな果物がいくつもの家の壁に描かれているのを目にしました。西暦1Cよりも前の昔から、果物は人々が大好きだったシンボルなんですね。秋にはぶどう、柿、梨、りんご、オレンジ、バナナなど色とりどりの果物が揃いますから、フルーツ皿に並べてみましょう。ダイニングテーブルの上やキッチンカウンターの上に置いてみると、キッチンに華やかな主役が誕生しますよ。その時、お皿の下にテーブルランナーかランチョンマットを敷くとさらに豊かなコーディネートになります。
その他のアイデアとして、家庭菜園があります。最近はホームセンターなどで育てやすいスプラウト系の家庭菜園キットが手に入りますので、キッチン周りで育ててみるのもよいと思います。新芽から収穫までの期間が短く、新鮮なエネルギー、成長するエネルギー、実りのエネルギーのすべてを運んでくれます。お子さんのいるご家庭などではとてもよいと思います。どちらも大変おすすめですが、キッチンまわりを整頓し清潔にすることが前提です。よきシンボルのまわりに不浄なエネルギーが混在しないようにすることは効果の秘訣でもあります。
リビングや玄関:「実り」「収穫」がモチーフのアートを飾る!
「実り」を象徴するものはアートにもありますよね。リアルなものでなくても同様に効果をもたらすことができます。輝く稲穂やみずみずしい果物の写真、ゴッホ、ミレー、ピサロなど「収穫」をテーマにした名画もいいですよね。皆さんが眺めていて「豊かだなぁ」と感じるアートを探してみてください。画廊に行かずともお手頃にネット通販も利用できます。たとえば「収穫アート」「実りのアート」と検索してみるだけで様々でてきます。実は絵本にも秋の収穫をテーマにしたお話がたくさんあります。絵本の原画を飾ってみるのも素敵ですよ。飾る場所は玄関やリビングなど。玄関は住む人だけでなくお客様にとっても目に触れる場所ですから、実りのパワーを感じるアートは良縁を招くきかっけにもなっていきます!
リビング/居室:オレンジ・イエローなどの暖色をクッションやラグにワンポイント起用!
最後は秋らしいインテリアカラーを用いるということ。オレンジ、イエローはあたたかさを加えるだけでなく、五行のバランスにも変化を加えてくれます。オレンジは「土」と「火」の要素が混ざり合った色。日本の家屋には総じて「火」のエレメントが不足しますので、お仕事運、やる気を上昇させていく効果もプラスできます。また、イエローは「土」の要素のカラー。用いることで、地に足がつきやすくなることを助けます。こうしたカラーが不足している人にはより効果的だと思います。こうしたカラーを用いるアイテムとしては、クッション、ラグ(大きいものだけでなく、小さなラグも含めて)がおすすめです。色だけでなく素材にもこだわってみましょう。ツイードやウール、レザーやムートンなど選択肢はいろいろあります。織物や編んだ物なども「豊かさ」「実り」とつながります。クッションやラグは空間の中でコントラストがでるようにするとモダンに、同系色にするとナチュラルな印象になります。
1つ注意が必要なのは、実りのイメージとして「稲穂」などを思い浮かべますが、少し色合いが似ている「ドライフラワー」は意味合いが違いますのでお部屋には飾らないでくださいね。「枯れたもの」=「過去のもの/新鮮ではないもの」です。過去への執着ではなく、今と未来に向かう「豊かさ」のイメージと共鳴できるお部屋を目指しましょう!
(風水コンサルタント フジワラユカ)
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