【風水インテリア】何を飾る?どこで買う? 失敗しないアートの選び方と買い方

癒しの空間

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

絵画やオブジェなどのアートは、日常の暮らしに必要不可欠なものではありませんが、人間性を豊かにしてくれたり、何かについて考えるきっかけを与えてくれたりします。アートがあることで魅力的な世界観に触れることもできますよね。風水ではアートを「シンボル」として活用していきます。人生に好ましい流れをもたらすアンテナのような演出としてアートは重要な役割を担っています。しかしながら、アートといってもどんなものをどこで入手したらよいかわからない…というお声も多くいただきます。ということで、今回は風水コンサルタントがおすすめする“失敗しないアートの選び方と買い方”と題してお話ししていきたいと思います。新生活がスタートする人、お引越しをお考えの人もぜひ参考にしてみてください。

アートの値段は風水の効果と関係するの?

値段の高いアートのほうが風水の効果が大きくなるかというとそうではありません。安っぽい感じは良くありませんが、値段よりもアートの意味合いや見た目の品格、そして飾り方の方が重要です。その人にとって適正と思える予算でアートを選べば十分だと私は考えます。そして経済的なステージが上がったら値段の高いアートを新調するのがよいでしょう。運気のステージも上がっていくと思います。この感覚は神社のお賽銭と似ているかもしれません。

絵画やオブジェは美術品に関心のある人や経済的に余裕のある人が所有しているイメージがあるかもしれませんがそうではありません。古代から現在まで地球上の人類に愛されてきたものであることは歴史をみても明らかです。アートはすべての人の人生を豊かにする可能性があります。

絵画やオブジェを飾るとよい場所と不向きな場所とは?

絵画やオブジェは空間のスペースに合わせてどこでも飾ることはできますが、お客様を迎える玄関やリビングはおすすめです。リビングにおいては座った際に視線が集まる壁面に飾るとよいでしょう。玄関やリビングは個人の趣味嗜好よりも家族や友人が幸せな気持ちになるアートを選ぶと良いと思います。多くの人がアートをみてよい感情を抱くことが空間の氣をさらに高めてくれるからです。また、照明や太陽光があたっているのに“何もない”壁面があれば、その場所はアートを配置すると良い場所です。絵画やオブジェを配置することで、これまで蓋をされていたあなたの可能性に光を当てることにつながっていきます。

反対に不向きな場所というのは、ごちゃごちゃしている空間です。アートがシンボルとして有効に機能するのは、アートを引き立たせる空間があってこそ。片付いていない床や壁面にどんなに美しいアートを飾っても無意味になってしまいますのでまずは片付けましょう。アートを配置するためにはアートを鑑賞できる空間の余白が必要となります。

眺めていて〇〇な気持ちになるアートが幸せを運ぶ!?

次にどのようなアートを選ぶか?ということですが、答えはシンプル。幸運につながるアートは幸せな気持ちにさせてくれるアートです。恐怖、悲しみ、怒り、みじめさ、後悔、うらみ、無念、孤独、虚無、罪悪感、慟哭、狂気…などネガティブな気持ちにさせるアートは選ばないこと。ピカソの「ゲルニカ」や
ムンクの「叫び」やダヴィンチの「モナリザ」も名画とはいえ室内に飾るのはおすすめしません。楽しさ、穏やかさ、優しさ、誇らしさ、嬉しさ、前向きさなど、共鳴したいフィーリングは何かを考えながら自分自身に力を与えてくれるアートを選びましょう。

あなたの部屋に合うアートは何色?
五行のバランスからぴったりの色を見つける方法

アートを色のコントラストで選ぶ方法もあります。陰陽五行を読み解き、空間のバランスを整える方法です。五行(=木・火・土・金・水)という自然界の要素は色に置き換えることができます。現在のお部屋に必要なカラーを見極めて、失敗しないアート選びの参考にしてみてください。

1.ベーシックで落ち着いた雰囲気の部屋には「水色系」のアート

ベージュ系の落ち着いたインテリアのお部屋は、「土」の要素が多い空間と言えます。「土」は落ち着いた安定した雰囲気を作り出しますが、多すぎると変化に乏しくなり、健康や関係性において渇きを生み出します。こうしたお部屋には「水色系」のアートを配置すると砂漠にオアシスを発見するような効果がもたらされます。「水」を表す色には黒やネイビーもありますが暗くなりすぎることがあります。失敗が少ないのは明るいブルー。水色の空や山や湖などの絵画や水色のパネルアートなどもおすすめです。

2.清潔感のある白で統一された部屋には「赤系」のアート

白を基調としたお部屋は、明るく清潔感がありますが、白が多すぎると思考停止になりやすくなります。白というのは土の中で固まる性質のある「金(金属)」の色ですが、実際に頭が固くなってしまうのは面白いですよね。こうしたお部屋には「火」を表す「赤系」のアートを用いましょう。金属を溶かすのは火だからです。赤系のアートをワンポイント配置することではっと目をひく魅力的な空間になり、五行の循環が生まれます。赤系のアートは総じてよいですが、白い空間に真っ赤なオブジェなどは大変相性よくマッチしますよ。現代アートには真っ赤なものも多いためおすすめです。白いお部屋にセンスよく映え、風水インテリアとしても効果的です。

3.モノトーンで統一された部屋には「黄色系」のアート

黒やダークグレー、ネイビーカラーが多いお部屋はクールな印象になりますが、これらの色が多すぎると陰の氣が強くなってしまいます。五行では「水」の要素が多くなります。こうしたお部屋はメンタルが不安定になりやすいため「土」の要素であるイエローカラーのアートやオブジェをプラスするとバランスが生まれます。例えば、モノトーンのお部屋に草間彌生氏の代表作であるオブジェのPUNPKINを置くなど。黄色が加わることで、モノトーンな空間はモダンになり、バランスの良い空間になります。

予算に合わせて自分らしいアートを手に入れる!3つの方法

続いてどこでアートを手に入れるか?についてお話ししていきます。画廊や百貨店で購入することもできますが、ちょっとハードルが高いと感じるかもしれません。以下の3つの方法では、予算や好みに合わせてアートを選ぶことができます。

ビギナーにおすすめはアートポスター

欧米で雑誌の表紙や広告として使われていた美しいポスターをインテリアとして楽しむようになったのがアートポスターですが、現在はさらに幅広くインテリアアイテムとして様々なモチーフのアートポスターが販売されています。どんなお部屋にも合わせやすく、キッチンや寝室の雰囲気づくりに合うアートも見つかりやすいでしょう。「アートポスター」と検索してみてください。

自分だけの一品はインディーズアートを狙う

アーティストが制作したオリジナルのアートを予算に合わせて探せるサイトも複数あります。まだ名前が知られていないアーティストたちの作品から、好みのアートを見つけてみるのはいかがでしょうか。一点ものでありながら買いやすい値段設定のものも多くあるため、インディーズアートは狙い目。才能を発掘する喜びも得られそうです。

ミュージアムショップでアートを発掘

最後はミュージアムショップです。美術館にあるショップに足を運ぶものよいですが、ミュージアムショップのインターネットサイトを覗いてみるのも楽しいですよ。名声を浴びた価値ある芸術作品を手軽に自宅に取り入れることができるのは好ましいこと。名誉運や財運、創造性アップのシンボルとしても有効です。オブジェが充実しているのはミュージアムショップのサイトだと思います。とりわけ現代アートがお好きな人におすすめです。

いかがでしたでしょうか。
アートは必要だから購入するのではなく、選ぶプロセス自体を楽しむことをおすすめしたいと思っています。失敗のないアート選びと題してお話ししてきましたが、人生を豊かにしてくれるアートについて理解を深めていただけたら嬉しいです。
(風水コンサルタント フジワラユカ)

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