【心の安定】天候に左右されないメンタルバランスを保つための5つの方法

癒しの空間

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

「最近調子が悪い」「仕事や勉強に集中できない」「何をしていても楽しくない」といったことはありませんか?低気圧が近づいてきたり雨が続いたりと天候によっても気持ちが左右されますね。一年と通じて見てみると太陽の位置が1年で最も高くなる「夏至」を境に、私たちを取り巻く大気の氣が「陽」から「陰」へと入れ替わっていることはあまり知られていません。今までと同じことをしていてもしっくりこないという感覚はこの陰陽の転換期によく起こるそうです。そうした宇宙のバランスも受け止めながら、自分のメンタルバランスをリセットし、良い流れに乗っていきましょう。

メンタルバランスを整える部屋づくりの考え方

メンタルのバランスを整えるためには、自然の力を借りましょう。風水は陰陽五行の思想をベースにし、自然界にある5つのエレメントを住まいの空間にバランスよく配置していくことで心地良く流れの良い環境を作っていきます。5つのエレメントとは「木」「火」「土」「金」「水」。これを五行と呼びます。メンタルのバランスが崩れている時、お部屋の五行のバランスが崩れているかもしれません。アメリカの先住民族によって行われている“スマッジング”という空間浄化の風習も、五行を取り入れる考え方に類似しています。用いるのは「木」「火」「風」「水」の4つ。海の貝殻の上でセージなどのハーブを炊き、鳥の羽で煙を燻らせて空間を浄化するものです。神聖な煙で空間や身体を浄化する方法は世界各地にありますよね。具体的な方法は以下の実践編をお読みください。

「メンタルバランス」を整える開運風水

ここからは実践編です。メンタルが不調な人、メンタルバランスを好ましい状態に整えておきたい人は以下のことを実践してみてください。

1. 花や観葉植物の新鮮な「木」のエネルギーを取り込む

これは一番イメージしやすいと思います。メンタルが不調の時は生きた草花や観葉植物を少しずつ増やしてみると良いと思います。すでにお部屋の中にイミテーショングリーンやプリザーブドフラワーなどがいくつかある場合は、人工的なものを減らし生きたものを増やすことを行ってみてください。シンボルとしての「木」はアートでもイミテーションでも効果はあるのですが、そのお部屋にいて新鮮な自然のエネルギーが作られているかはケースバイケース。生きたお花や観葉植物を心の中では敬遠されている人も少なくありません。そのため少しずつ調整してみると良いでしょう。反対に、たくさんの観葉植物がすでに室内にある人は、多すぎないかも観察してみてくださいね。やりすぎもまたバランスを崩します。

2.日中にカーテンを開け放って「火」の陽の氣を取り入れる

これは「陽」の氣を室内に取り入れる、とっておきで有効な方法です。
天候が崩れると室内には「陰」の氣が増えてくる傾向があります。タイプ別に考えてみると紫外線を気にする人、家で日中過ごすことが少なくカーテンを閉めている時間が長い人などが当てはまります。家の中に新鮮な陽の氣が不足するため、家がメンタルバランスをさらに落としているかもしれません。家中のカーテンやブラインドを全開にし、できればその状態で出かけてみるようにしてみてください。数日繰り返してみると、室内に「陽」の氣が入り、体感が変わります。気持ちは前向きで明るく、外向的になっていくのを感じてみてください。

3.ベージュや黄色系の寝具やラグで「土」の氣を取り入れる

3つ目は「土」の力を補っていく風水です。心が忙しなく、何かやろうとしても形になりづらいと感じる人は、ご自宅に「土」のエネルギーが不足しているかもしれません。リビングや寝室がフローリングのままであれば、ベージュやイエロー系のラグを敷いてみると、ぐっと安定感や安心感が増すと思います。「土」はメンタルが波立つ「水」の要素を吸い取って、どっしりと地に足をつけてくれる性質があります。ベージュ系やイエロー系はほのぼのと優しい雰囲気もありますので、お部屋がほっこりすること間違いなしです。

4 水回りの金属、鏡をピカピカにし「金」の氣を整える

本来の自分の才能が発揮できていないと感じる場合は、水回りの金属や鏡をピカピカに磨きましょう。汚れやくもりがあると「金」の氣が弱まります。自然界にある「金」というエレメントは地中で時間をかけて造られる鉱物や天然石など。地中で価値あるものに形を変える「金」というエレメントは、私たちの才能と関連しています。キッチンや浴室の金属の汚れも、才能に磨きをかける気持ちでお掃除してみましょう。専用の洗剤や布を使えばすぐにピカピカになります。また鏡の汚れを落とすことも忘れずに。鏡はイメージを倍増させてくれるツールですから、美しい鏡に自分を映すことはとても重要。最後は鏡の中の自分に「私は大丈夫!」と声をかけてあげて。

5.青や黒など「水」を表すインテリアの量を抑制する

感情の起伏は「波」で例えられることが多いと思いますが、風水でも空間にある「水」はメンタルに作用するため、水の要素が多過ぎていないかは注意して観ていきます。水の要素とは、水そのもの意外に、水を示すカラーも含まれます。室内のインテリアがブルー系や黒に極端に偏っている場合、水の中にいるような状況に近づいてしまいます。水の要素が多すぎる人は、ブルーなどの寒色系から部分的に暖色系のインテリアに変えて、心の不安定さを和らげましょう。

いかがでしたか。
室内のバランスを整えてみようという気持ちになることが、実はメンタルのバランスを整えていく流れにもなっていくと思います。空間と体や心は相似形。不思議に思われるかもしれませんが、環境が私たちに与える作用はとても大きいので、風水のメンタルのバランスを整える手法の一つとして、ぜひ体感していただければ嬉しいです。

(風水コンサルタント フジワラユカ)

不動産のエキスパートに無料で相談してみませんか
不動産のエキスパートに無料で相談してみませんか

初めての不動産購入や売却など、不動産売買をトータルサポートします。
相続や資産処分など、法務・税務に関係する内容についてもお気軽にご相談ください。

不動産購入なら仲介手数料不要のリバリノ!
リバリノ物件一覧はこちらから

ピックアップ記事

関連記事一覧