【風水インテリア】卒婚って何?新しい夫婦の形「卒婚」を充実させるヒント

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

「卒婚」という言葉をご存知でしょうか。卒婚とは、夫婦が婚姻関係を維持しながらも互いの自由な生き方を認め、干渉せず、それぞれの人生を歩んでいこうとする夫婦関係を指すことが多いようです。「離婚」や「家庭内別居」と混同しがちですが、「卒婚」は夫婦がお互いに婚姻関係を維持する意思がある点が大きな違いです。

卒婚となった夫婦は同居を続ける場合もあれば、一方が田舎暮らしを始めるなど住まいを分ける場合もあります。よい意味で夫婦のつながりをゆるやかにし、多様な暮らし方を模索していこうというのが卒婚。今回は夫婦の新しい選択肢として浸透しはじめた「卒婚」に注目し、風水の観点で暮らしのアドバイスをしていきたいと思います。

「離婚」でもない「家庭内別居」でもない
「卒婚」は前向きに生きる選択肢の一つ

離婚したいわけではないけれど、これまで通りの夫婦の暮らしがずっと続くことには抵抗がある…。けれども、夫婦仲が悪くなったと思われるのも嫌だし、かといって諦めを抱えながら生きるのも嫌だし…という、モヤモヤした感じを抱えてきた人は今も昔もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。そのモヤモヤを払拭する第三の選択肢が「卒婚」ではないかと思います。

最近の調査結果※では、約3割の既婚者が卒婚したいと回答しています。性別では男性より女性のほうが、年齢では30代<40代<50代と年齢が上がるにつれて卒婚希望が高まっていくことが読み取れます。卒婚というと、子育てを終えた定年後のご夫妻を想像されるかもしれませんが、40代の共働き夫婦においても卒婚を選択するケースが増えているようです。夫も妻も、ともに働き盛りの時期こそ、それぞれに自由な時間が必要だからという理由も合理的です。夫婦関係を維持しながら、晩年には一緒に暮らすことも視野に入れられるのが卒婚の柔軟な良い面だとも言えます。卒婚は、嫌いになったわけではない夫婦が互いに心地よい関係性を前向きに模索していくプロセスの一つとして受け止めていくとよいのではないでしょうか。
(※全国の30~59歳の既婚男女1000人を対象にした「卒婚」に関するアンケート/2022年実施ノマドマーケティング株式会社)

法律上は夫婦のまま
卒婚のメリットとは?

卒婚は、離婚とは違い法律上は夫婦ですから、戸籍も変わらず共有財産を失わずにすみます。離婚の場合は精神的な負担が大きいと言われていますが、卒婚の場合は対外的な見られ方に変化がないため、世間体を気にせずにいられます。経済面でも精神面でも負担が少ない形態だと言えますね。その上で夫のために家事をしなくてよい、妻のために好きな趣味を遠慮しなくてよいなど、互いが自分の思うように生きる自由を得られることが卒婚のメリットだと言えます。また、少し距離を置くことによって相手の良さに気づいたというご夫妻も少なくないようです。

自由な中にもルールあり!?
卒婚のデメリットとは?

しかしながら、メリットばかりではないようです。戸籍上は夫婦であり他人ではないため、新しい恋人をつくるのはルール違反と考えるのが一般的なようです。そのため新しいパートナーを求めたいと思っても進展しづらく、恋人ができてしまった場合には配偶者から慰謝料を請求されるリスクもあります。そのため卒婚する場合は、夫婦で恋人に関してのお互いの考えを確認しておくことが大切です。

尊敬しあえる夫婦関係を続けるために
卒婚で最初にすべきことは何?

ここからは、風水のアドバイスに入っていきます。卒婚は戸籍上に変化はなく、同じ家に住む場合もあるため、変化がつくりにくい形態だと言えます。夫婦の関係性をリセットして新生活をはじめるためにはお互いの合意形成が肝心ですので、夫婦で卒婚後の生活についてしっかり擦りあわせをしておきましょう。その時、片付いていない部屋、忙しい時間帯に話し合うのは避けましょう。整頓をしてすっきりしたお部屋で美味しいお茶を入れ、リラックスした状態で臨みましょう。

そして、決め事を話し合うときに「〜はしない」などルールばかりを話し合うのではなく、お互いが新たにやってみたいことを話し合うことは大変重要です。卒婚後の豊かなビジョンを擦り合わせることで、互いのビジョンをサポートする間柄にも進展できます。目標達成の有効な手法である「ビジョンボード」の作成も大変おすすめです。卒婚後のそれぞれの生活についてキーワードやイメージを書き出したり、コラージュしたりして可視化してみます。それをリビングやダイニングなどの共用スペースに飾っておくことも有効です。新たな夫婦関係に取り組むプロジェクトメンバー同士として、常に原点に立ち戻れるシンボルになると思います。

卒婚後の家はシェアハウス感覚!
個室と共用スペースはしっかり分ける

卒婚というライフステージにおいては、夫婦が一緒に過ごす時間・空間ではなく、個々に過ごす時間と空間を重視します。そのため、同じ家で卒婚に入る夫婦の場合は、それぞれの個室が必要です。対等に個室を持った上で、リビングやキッチンなどの共用スペースの使い方についてどうしたいかを話し合っておきましょう。

元夫婦だからといってこれまでの慣例に甘えてしまうこともあると思いますが、「ここは今日からシェアハウスです」と宣言してみるのもよいと思います。互いの自由な時間に干渉せず、共用スペースを使う際には同居人にも配慮するという関係性。シェアハウスでは、冷蔵庫に食材を入れる際は名前を書く、使った食器や調理器具は洗って片付けるのが当たり前です。共用スペースに私物を置きっぱなしにしないことも標準的なルール。お互いの生活スキルや家事のスキルにもばらつきがあると思いますので、得意を生かして役割分担をしておくのもよいでしょう。

1ヶ月、3ヶ月など卒婚の経過を二人で振り返りながら、ルールやビジョンをアップデートしていくことも軽やかな人生を歩むために非常に効果的です。

どちらかが家をでる「卒婚移住」は
コストやパワーをかけすぎないほうが安全!?

よし卒婚だ!と意気込んで、田舎暮らしを決め込むのもよいのですが、自然環境がすばらしいからといって家を購入し移住してみると、夜は暗くて寂しい、冬は寒くてしんどい、近くにスーパーもなくて生活に不自由するなど、「思っていたのと違う!」となってしまうケースは少なくありません。いきなり家や土地を購入するなどコストやパワーをかけすぎるのはリスクがあります。暮らし方を様々試してみるという余裕をもって。自分が好きなこと、苦手なことを知りながら、どのようなライフスタイルがよいかを見つけていきましょう。

別々の場所に住む「卒婚」
ゆるいつながりを維持する簡単な方法はある?

別々の場所で暮らすことを選択する場合、ゆるやかによい関係性を維持したいならこの方法をお試しください。とくにお子さんがいらっしゃる場合は、双方の家に行き来しやすいのが一番だと思います。そのためには、引越し前に家具を一緒に選びにいくなど準備をサポートすることが有益です。全く知らない家に卒婚後の配偶者が暮らすことになると、心理的な障壁が生まれ訪問しづらくなります。一緒に選んだインテリアを家に配置するところまで行っておくと、自分のフレーバーも残り親しみがわきます。家族のつながりを空間自体が留めてくれると思います。

これまでの夫婦生活で不自由だったところだけ解消
自由さとゆるさが大切 朝礼暮改があってもよい

卒婚についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
これから卒婚を選ぶ夫妻は増えていくのではないかと思います。暮らし方を変えればお互いの良さが再認識できる、あるいは、前向きな離婚へ踏み切ることができる、という具合に、新しい人生の流れが生まれていくと思います。

そして、婚姻を維持しているのが卒婚のメリットの一つですから、卒婚してみたものの元にもどろう、という朝令暮改ももちろんOK!この記事が、これまでの夫婦生活で不自由に感じていたことを見直す機会にもなれば幸いです。

(風水コンサルタント フジワラユカ)

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