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子ども部屋をずっと使っている大人のための風水指南

(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
「子ども部屋おじさん」というワードがあることをご存知ですか?子どもの頃から同じ部屋でずっと過ごしている成人のことを指しています。独身者のうち約6割は実家暮らしということですから、当てはまる人はたくさんいらっしゃると思います。成人といっても20代前半と40代以降では様相が変わってくると思います。欧米では大人になっても親元で暮らすことは「恥」だと思う傾向がまだ強いようですが、日本では「大人になったら家を出て自立するもの」という考え方は古くなっているのかもしれませんね。今回のお話、未成年のお子さんがいらっしゃる方や、実家で暮らしておられる独身者の方のヒントになれば幸いです。

「子ども部屋おじさん」の部屋ってどんなの?

ある番組で取材をうけていた、通称「子ども部屋おじさん」は、40代で独身。ご両親と戸建ての家に暮らしていました。お部屋には小学校の頃から集めた漫画やゲームなどがずらっと並んで、とても快適そうです。会社を辞め、フリーとしてほとんどこのお部屋で過ごしているのだとか。3度の食事はお母様が買い置きしたお弁当だとも話していました。ものすごく居心地がよく不満はないとのこと。暮らし方、感じ方は人ぞれぞれですが、子ども部屋にずっと住み続けるとどうなるか、示唆に富むものがありました。

子ども部屋に大人になるまで住み続けることの利点と懸念点

居心地の良い安全な居場所があることは利点となります。大人になっても、そのお部屋が大好きだというのは、その部屋がその人の安全な居場所になり得ているということ。熟睡できる、集中できる、その部屋にいるとエネルギーが充足されるという体感があるのはとても良いことです。特に動きの激しい職場環境や競争の激しい学びの環境にある場合などには、自分の波長にあった落ち着く空間はサポートになります。

同じ空間に居続けるのは新たな体験・自立の妨げになる懸念がある

一方、人間は住み慣れたところから離れたくなくなるもの。見知らぬ世界より自分の見知った世界で安全にラクに生きていこう、という意識が強くなっていきます。新たな世界に一歩踏み出す勇気や豊かな経験を積む機会を逃してしまう方向性も持ち合わせています。安全でラクに過ごす日があっても全く問題はありませんが、一年、二年と変化のない世界にとどまっていれば、人生の流れも停滞していきます。

長期にわたり自立と可能性をサポートする「子ども部屋」の整え方

大事なことは「居心地」を大事にしながら「変化」をどのようにつくっていくかということ。人も環境も常に変化していることを念頭において、空間もライフステージに合わせてチューニングしていくことができる技術は人生を豊かにする糧になります。
 

  1. 子どもの人生は親のものではないことを意識におく
  2. 中・高・大と進学のタイミングで「断捨離」を行う
  3. 進学のタイミングでインテリアも何か新調してみる
  4. ぬいぐるみは、大人になるにつれて減っていくほうが自然
  5. 自分らしい部屋を自立的に整えるよう促す、その見本は親が示す

それでは順にお話していきます。

子どもの人生は親のものではないことを意識におく

成長期から大人になる時期に過ごす子ども部屋に変化がないことは、将来にわたりその人の生き方や選択肢に影響を及ぼしていきます。もしも親がずっと巣立って欲しくないと願ったとしても、その人の人生の流れはその人のもの。流れを受け取る機会を阻害しないように見守りましょう。

中・高・大と進学のタイミングで「断捨離」を行う

一家揃って毎年「断捨離」を行う習慣を持つのはベストですが、なかなか難しいかもしれません。お子さんの場合は進学のタイミングが「断捨離」しやすいと思います。進学のタイミングは、新生活に向けて意識が動きますので、エネルギーを入れ替える大チャンスです。最初は中学校に上がるとき。新しい制服、新しい教科書など持ち物が増えていきますので、それと同等の分量の、すでに不要となったモノを手放していきます。
まだ使うかも…という心配から捨てられない場合は、段ボールなどに入れて別の場所に移してみてください。半年経っても使われないものは使わないもの。そのときに手放していきます。

進学のタイミングでインテリアも何か新調してみる

子どもの頃の可愛い壁紙に囲まれている若者のお部屋を時々みかけます。ご両親の愛情に満ちていて微笑ましいですが、大抵の方は幼稚っぽくて、と少し恥ずかしそうにされます。空間の面積を占めているものの印象はとても大きいので、進学のタイミングで何か一つでも新調されることは大変おすすめ。カーテン、ラグ、寝具などはもっとも簡単にイメージチェンジできるアイテムです。壁紙も一面であればDIYも難しくありませんし種類も豊富です。また、学習机をシンプルなものにしたり、椅子を新調したりするのはどうでしょうか。大人っぽい書斎、リモート学習などに向いている机や椅子は、小学校入学時に揃えたものとは違っているのではないかと思います。

ぬいぐるみは、大人になるにつれて減っていくほうが自然

ぬいぐるみは、乳幼児期においては子どもの成長を助けるピア(友だちや相棒)になっていることは発達心理学でも明らかです。でも、大人になってからのぬいぐるみは意味が変わってきます。成人男性や成人女性になったときに、ぬいぐるみがベッドの周りにたくさんあるような状況は豊かなパートナーシップをブロックすることになるかもしれません。成熟した素敵な女性や男性のお部屋を想像しながら、成長過程においてすでに手放してよいぬいぐるみは卒業していくのがよいでしょう。目鼻がついたものが捨てづらいときは、海外に寄付する方法などもあります。

自分らしい部屋を自立的に整えるよう促す、その見本は親が示す

親が日常的に自分の空間を楽しみながら整えていれば、お子さんも自然にできるようになっていくでしょう。自己表現が上手な人、自分らしい人生を創造できる人は、総じて自分の空間もしっかり整えられているように思います。個性や好きなものは極力尊重していく。その上で、換気やカーテンの開け閉めなどはお子さんの不在時にしてあげる。このさりげないサポートは空間のリフレッシュに役立ちますし、家にこもりがちなエネルギーを変える効果も期待できます。

いかがでしたでしょうか。
空間の変化は人生の可能性につながっていきます。良い変化を味方につけてご自身やご家族にとって豊かな流れをどうぞうけとってくださいね。

 

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