家の不満解消

風水で暮らしをゆたかに 家の不満を解消する風水|「アフターコロナ」にはこんな住まいが人気になる!


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

2019年の末から始まったコロナ禍。2年以上経過し私たちの衛生意識は格段に向上しましたよね。マスク、手洗い、消毒は当たり前で、電車のつり革やエレベーターのボタンなどもできれば触れないようにしている人も少なくないと思います。清潔にする習慣は良いのですが、過度な潔癖志向はあまり健康的ではないかもしれませんね。でもこのトレンドですが、2年の時間をかけて私たちの習慣になりつつあります。最近の「住まいの不満」の中には、コロナ禍ならではの内容も。今回はアフターコロナの住まいとしてどのような住まいが望まれていくのか、未来予測のような形で妄想してみたいと思います。

日本人の衛生意識はますます上昇!玄関近くに手洗い&シューズインクローゼットのある家が好まれる

「家に帰ったらすぐに手を洗いたい!」「菌がついたかもしれない衣服を室内に持ち込みたくない!」そんなウィズコロナ時代のニーズに合わせた住宅も出てきています。玄関に入りすぐに手を洗える「玄関手洗い場」は、非接触で水が出てくるセンサー式が主。コートや大きなカバンなども靴を履いたままですぐに収納したいので、大きめのシューズインクローゼットが玄関脇にある間取りに注目が集まるでしょう。「非接触」「菌の除去」はポイントになりますから、玄関にはオゾンなどで空気中のウイルスを破壊する空調システムが入り、宅配される荷物は玄関の外の置き配専用スペースに置くことが一般化されると思います。花粉症の人は元々そうした間取りがあったらなぁと思っていらっしゃったかもしれません。長く続くコロナ禍により消費者ニーズとして顕在化され住宅としての供給も増えていくことが予想されます。

高齢者とお掃除ロボットに優しい「段差のない」家が好まれる

続いてアフターコロナに人気が集まる家の特徴は「段差のない家」です。これはむしろ必須要件になると思います。段差のある住宅はご高齢の方や足腰が不自由な方にとって不便なため、ユニバーサルなデザインとして既に多く採用されていますが、最近ではお掃除ロボットのことを考えて必要を感じる人が増えています。現在のお掃除ロボットの普及率は1割くらいだそうですが、家事を手助けしてくれるだけでなく、清潔志向にもマッチしニーズが高まりそうです。ただし、お掃除ロボットがその実力を存分に発揮できる家は段差のない家。というわけで、フラットでお掃除しやすい家が選ばれていくようになると予想されます。フラットな家は高齢の人にも忙しい人にもお掃除ロボットにも優しい家と言えますね。注意点といえば、お掃除ロボットを優先しすぎてラグや玄関マットまで配置できなくなるということでしょうか。絨毯やラグはエネルギーをためる役割があります。トイレなど不浄なエネルギーがある場所では敷物はない方が良いですが、リビングや寝室など家族やパートナーとの関係性をあたためたい場合はあると有益です。

キッチンは料理をする人の利便性より高機能家電を美しく配置できる家が好まれる!?

最近、近所に餃子の自販機が出現し話題になっていました。テイクアウトのブームを超え、美味しいおかずが非接触で購入できる自販機はますます増えていくと思われます。実際に外食ができなくなってから、会社帰りの人や主婦が「冷凍食品」を購入するケースが増えているそうです。ちゃんとご飯が食べたいけれど、食材を買って料理まではしたくないという人が都心には多いのではないかと思われます。そんな時、便利なのが冷凍食品なのですね。味もどんどん進化しています。一時期はスーパーマーケットも人数制限があったりしたので「買い置き」をする人も増えましたよね。そうなると家の冷蔵庫の冷凍室の容量がもっと欲しくなるのではないかと思われます。貯蔵できてすぐ食べられる、そんな役割が自宅のキッチンにもたらされるのではないかと。専用冷凍庫やスペックの高い電子レンジ、簡単で美味しくなる調理家電が並ぶようなキッチンが選ばれるようになるのではないかと予想します。

そして、ゆくゆくはアメリカの郊外のホテルのダイニングのようにセルフサービスが基本になっていくのではないでしょうか。貯蔵された食材を温めたり焼いたり、自分で好きなものを調理に調理し食べる、そんなイメージです。そしてたまに家族一緒にご飯を食べよう!となるかもしれません。家で一緒にご飯を食べるときはバルコニーでバーベキューをする、お鍋やホットプレートを囲むなどイベント的な夕食になるのではないかと妄想しています。

お風呂でもキッチンでも動画に接続できる家がデフォルトに

そして最後はYouTube やNetflixがどこでも見られる生活が日常になるという予想です。20年前の日本の暮らしを振り返ると、テレビはリビングの中央に座して、家族みんなで一つの番組を見る風景があったと思います。現在はテレビのメインの視聴者も高齢化が進み、若い人たちはスマホやタブレットで好きな動画を視聴したりゲームを楽しむようになりました。そして、コロナ禍で私たちはインターネットに接続しながら何かを行うことができることに気づいてしまいました。ネットを見ながら家事をしたり、移動したり、お風呂に入ったり、勉強したり…など。そう考えると、家の中の全ての部屋にインターネットと接続された画面が埋め込まれていくことは当然の流れだと言えますよね。
テレビのチャンネルを家族で争った昭和の時代が懐かしく思えてきました(笑)。

今日お話ししたことは、もうそうなっている!というお話ばかりだったかもしれません。「衛生意識」「非接触」「個で過ごす」という習慣性が生み出す暮らしは快適なのかそうでないのか?まだわかりませんが、時代の大きな流れとして受け止めつつ、自身の快適さや豊かさは暮らしの中心において大切にしていきたいものですね。

(風水コンサルタント フジワラユカ)