家の不満解消

風水で暮らしを豊かに 家の不満を解消する風水|可愛いけれど課題もある「ペットとの暮らし」


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

家の不満を解消する風水の3回目は「ペットとの暮らし」について。風水のご用命をいただき訪問すると、玄関でワンちゃんの熱烈な歓迎を受けたり、ハリネズミやフェレットなど珍しいペットにお目にかかることがあります。室内ペットの割合は50%を超えているそうですが、都市部では圧倒的に多いと思います。また、2020度の1年以内にペットを飼い始めた人は対前年を大きく上回ったそうです。ステイホームが続く中、ペットを飼いたいと思う人が増えたことがわかります。ペットを飼うことで癒しになる、家庭が和やかなるなど数多くの恩恵があると思いますが、室内でペットを飼う場合、気をつけないと住む人に好ましくない影響を及ぼすこともあります。ペットと幸せに暮らすためにはどうしたら良いか、一緒に考えていきましょう。

家を支配しているのは人ではなくペットになっていませんか?

当たり前のことですが、家は住む人のためにあるものです。一緒に暮らすペットを大切にするのはもちろん良いのですが、ペットのための家になっているケースも多く見られます。ペットの遊具やグッズがあちこちに散乱していたり、ペット用の絨毯が家中に敷かれていたり、寝室もペットと一緒というケースも少なくありません。メインベッドルームを妻と大型のワンちゃんが使い、夫はリビングのソファで寝ているという事例にも出会ったことがあります。パートナー同士が対等に家の空間をシェアできることが理想ですが、バランスを崩してしまうと、誰かに不利益が生じてしまいます。家を居場所と感じられなくなると逃げ出したくなるのは自然な流れです。愛しいペットの存在は時に人間よりもペット優先の家にさせてしまいますので要注意です。

入って良い場所とそうでない場所を決めることが得策

家のどこでも自由にしていいよ、というのではなく、自由にして良い場所とそうでない場所を明確にしておきましょう。そうすることで一人になる時間、パートナー同士が一緒に過ごす時間を豊かに保つことができます。家族で過ごす空間とペットと過ごす空間を分けることも良いのですが、家の部屋数やスペースの問題もあるので、家族の共用空間はペットが自由に過ごせる空間として決めていくのが合理的かもしれません。そうすることで住む人の居心地、良い関係性が保たれますし、家の機能を十分に活用できます。「家の中には自分の自由にはならない場所がある」と教えることは、ペットに大事なことだとお伝えしましたが、小さなお子さんにも同様です。どこでも遊んで良い、散らかしても良い、落書きをしても良い、としてしまうと暴君が誕生してしまうかもしれません(笑)。家には機能があり秩序があることを認識し、入って良い場所とそうでない場所を決めておくことをお勧めします。少し冷たい表現になってしまい気を悪くされた方がいらっしゃったらごめんなさい。家を味方にしていくために必要なスキルであるためお伝えしました。

不浄なものを最小限にすること!そのために室内ペットのトイレトレーニングは重要です

室内でペットと暮らす場合、気をつけなければいけないことの一番は「不浄なもの」の扱いです。トイレは清潔に保っていても不浄なエネルギーが立ちのぼる場所ですので、ペットがいない場合でも、トイレは清潔に保ち、家族の写真や個人的なものなど、パーソナルなものを飾ることはNG。ペットのトイレも常にシーツを取り替え綺麗に保つことが大事で、できるだけ不浄なエネルギーが室内に流れたり溜まったりしないように留意しましょう。

できることは大きく分けて3点です。
1.トイレのしつけ
2.こまめなお掃除
3.トイレの配置の工夫です。

一つ目のトイレトレーニングができていないと、お部屋のあちこちでオシッコをしてしまうため非常に困難な状況に陥りますよね。廊下や部屋のドアまわりにペットシーツを置いて対策しているお宅も拝見しましたが、玄関や居室のドアまわりはフルに開閉しやすく障害物がないことが大事ですが、ペットのトイレが邪魔をしているとなると大問題です。好ましいエネルギーが室内に行き届かず、ドアの開閉も邪魔をしているため、その部屋から社会に出ていく意欲が減退したり、訪ねてくる友人が減り人間関係が乏しくなる可能性もあります。同居しているご家族が不利益を被ることがあるのでトイレトレーニングは大変重要です。

二つ目はこまめなお掃除です。清潔が常に保てていれば大丈夫と言えます。お掃除グッズはカゴなどに入れて棚に収納すると出し入れしやすく機能的です。汚れたシーツは蓋のあるゴミ箱に必ず捨てるようにしてください。

三つ目はペットのトイレの場所です。避けたいのは食事を作る場所、寝室、玄関です。とても広いスペースがあれば別ですが避けていただく方が賢明です。階段下やリビングの一角、浴室付近など生活動線の邪魔にならないスペースがあれば候補になると思います。中でも家族が一緒にくつろぐリビングにトイレを配置するケースが多くなると思います。不浄なものをコントロールするためには、飛散防止のガードがついているもの、屋根のあるものなど、仕切りの効果が発揮できるものをお選びになると良いと思います。また、ワンちゃんのトイレをご自身のトイレの個室の中に置いているお宅に出会ったことがあるのですが、ワンちゃんのお手洗いをまたいでトイレに入らなくてはならず非常に無理がありました。ワンちゃんの不浄なエネルギーをいつも浴びながらトイレに入るというのは本末転倒です。

いかがでしたでしょうか。
トイレトレーニングができていない場合、今からできることは少ないかもしれませんが配置の見直しとこまめなお掃除を頑張ってみましょう。あとは住み替えが可能であればオールリセットできる可能性が高まるかもしれません。現状に課題が多いと感じる場合はご検討してみてくださいね。

(風水コンサルタント フジワラユカ)