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住まいの最新トレンドワード「リビ充家族」って?

対面キッチンのリフォームで押さえておきたい3つのポイント

2017年の住まいのトレンドを示すワード「リビ充家族」。
聞きなれないこの言葉は、どのような意味なのでしょうか? 住まいの最新トレンドに迫っていきましょう。

「リビ充家族」ってどういう意味?

リビ充とは、「リビング充実」のこと。
住まいに関するトレンドということから、なんとなく想像がついた方も多いかもしれませんね。
リビ充家族は「リビングを最大に広げて、空間を共有しつつ各自がそれぞれ充実した時間を過ごす家族」を表現した言葉です。

昔ながらのリビング、すなわち「居間」は、ちゃぶ台とテレビがあって家族団らんの場でした。
しかし時代やライフスタイルの変化に合わせ、リビングに求められる役割は変化していると考えられます。

スマートフォンやタブレットが普及し、今では家族全員で同じテレビ番組を観るような機会は減りました。
一方で、「リビングで学習した子どもは成績が伸びる」と話題になったことや、リモートワークを取り入れる企業が増えたことを背景に、リビングを勉強や仕事のためのスペースとして活用する家庭が増えています。
リビングはくつろぎや家族団らんのためのスペースというだけではなく、遊びや仕事、勉強など、「家族それぞれの時間を過ごす多機能空間」へと変化しているのです。

「リビ充」に魅力を感じる家族が増えている

ポイント1. 雑然としたキッチンにならない工夫を

リクルート住まいカンパニーが2016年にマンション購入家族を対象に行った調査によると、リビング・ダイニングの広さに「妥協したくない」と回答した人は68.2%と全体の7割近くを占めました。
これに対して、主寝室の広さに妥協したくないと回答した人は21.6%と少なくなっています。
マンション価格の高騰もあり、一定の広さで間取りの工夫が求められるなかで「リビングを最大化し、個室は最小限に」と考える家族が増えていることがわかります。

さらに、夫婦は自宅で過ごす時間の8割前後をリビングで過ごしているという調査結果に。
子どもは年齢とともにリビングで過ごす時間は減る傾向があるものの、高校生でも1日のほぼ半分をリビングで過ごしていました。

なぜリビング時間を充実させたいのかという質問に対しては、家族間のコミュニケーションや心地良さを挙げる声が多いのはもちろんのこと、親子関係がフレンドリーになると感じる、各自が違うことをしていても同じ空間にいれば連帯感や一体感を感じられる、 という声も多く見られました。

まとめ

数年前から中古住宅のリノベーションが人気になるにつれ、リノベーションにおいて「リビ充」を目指す人は増えていました。
最近ではリノベーションに限らず新築分譲でも、リビング内に収納、遊び、昼寝、勉強とマルチに使える「基地スペース」を設けたマンションなど、リビ充を支援する提案が見られるようになっています。

また、リビングに設置できる1~2畳サイズの小屋やリビング学習用デスクなど、リビ充家族のニーズに応える後付けパーツも登場しています。
リビ充家族は今後ますます増えていくのではないでしょうか。