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お部屋の謎解き・風水探偵シリーズ|プラスチック製品が多い部屋


(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

皆さんの家にはどのくらいプラスチック製品がありますか?
家具から小さな道具まで色々な形に加工できるプラスチック製品は、私たちの暮らしの中に当たり前に存在していますよね。

風水の歴史は4千年以上と言われていますが、人間がプラスチックを暮らしに取り入れるようになったのは最近のこと。百貨店ができたのは120年ほど前ですし、スーパーマーケットは約70年前、100円ショップが誕生したのは37年前ですから、風水においても大変新しい素材だと言えます。
家の中で目にするものは全て私たちの意識や行動に常に作用し、ひいては人生に影響を与えていきます。自分の空間を好ましい状態にするためにも、プラスチックの特性について知っておいて損はありません。

プラスチックは木・火・土・金・水のどれに当てはまる?

プラスチックは何曜日のゴミだっけ?というお話ではありません。風水の五行のお話です(笑)。木や火や土ではなさそうですが、金か水か…?と迷われる方が多いかもしれません。こうして考えてみると、プラスチックって何?となりますよね。

「木」「火」「土」「金」「水」というのは五行と呼ばれる自然界の基本要素で、自然界ではこの五つの要素が互いに助けあい、または抑制しあいながら美しい循環を作っています。そうした美しいバランスを家の中に作ることは風水の重要な教えの一つです。ゆえに、プラスチック製品が多いお部屋の人はどの要素に属するのか知っておく必要があります。

プラスチックは五行のどれに当てはまるか?
正解は、どれにも該当しません。プラスチックは人工的な素材であり、自然界の要素外の物質として観ることができます。

日本人はどうしてプラスチック製の家具を好むの?

これは、私の風水の師である、Mark Ainley先生の言葉です。マーク先生は古典の風水、西洋風水を学び、より現代人の暮らしに即したコンテンポラリー風水を提唱した創始者ですが、先生はよく「日本の人はどうしてプラスチック家具を見えるところに置くの?」と言っていました。日本の建築や文化の中にある美について精通している先生が、どうもわからん?となるのが、プラスチックがあふれる日本の人々の部屋らしいのです。衣装ケース、収納ラックなどは確かによく見かけますよね。「片付けなくてはいけない」という心理と「まだ使うかもしれない」という心理から、「とりあえずスッキリ収納しよう」という解決策になったものと推理できます。

プラスチック製の家具が多い人に見られる“ある傾向”

しまう場所がないものを放置するよりは、スッキリ収納させる方が良いと思います。しかしながらプラスチック製品の罠は「とりあえず…」という点にあります。「とりあえず」は当座の対応。「今だけ」であれば良いのですが、ほとんどはそのまま放置されてしまいます。比較的値段も安いため手に取りやすいプラスチック家具は増える一方。「とりあえず…」というメッセージが空間にたくさん放たれていきます。そうしたお部屋は簡易的な雰囲気に包まれますから、地に足をつけてじっくり取り組むことを阻害していきます。また、空間のあしらいは自分や人間関係にも影響を及ぼすため、自分自身も簡易に(適当に)扱うという傾向や、人間関係を長続きさせない傾向を生みやすくなります。

実際に家具や小物入れなどプラスチック製品が非常に多いクライアントさんに「プラスチック製品が多いですね?」と申し上げると、「すぐ捨てられるからプラスチックを選んでしまうんです」とおっしゃっていました。その方はパートナーが長続きしないという課題を持っておられました。結婚や、地に足をつけた生活を望んでいるのに、お部屋の中は「使い捨てで良い」「とりあえずで良い」というシグナルを放っていたのです。ドキッとしますよね。このクライアントさんには、プラスチックの家具のかわりに、木製のチェストなどお気に入りのものを選んで長く使ってみませんか?と申し上げました。
お部屋の中にある課題を風水で解消することで、その人の人生の流れが変わっていくこと、ご理解いただけると嬉しいです。

プラスチックの上手な活用とは?

自宅で常に目に触れる空間には、自然界にある五行の要素をバランスよく取り入れていくこと。これは健康や癒しや新たな活力を得る環境づくりとして大変有効です。プラスチック製の収納家具はクローゼット内収納や、引き出しの中の小分け収納などに活用すると良いでしょう。プラスチックが全て悪いわけではありません。便利なものは上手に生活に取り入れていきましょう。目に触れる空間にあった「とりあえず…」というあしらい。自分や自分の人生に起きていたちょっと雑な扱いがなくなるとどんな気分に至るのか、ぜひ味わってもらいたいと思います。

(風水コンサルタント フジワラユカ)